緩和薬物療法認定薬剤師になるためには?

緩和薬物療法認定薬剤師になるためには?

先輩が緩和薬物療法認定薬剤師に!

私は現在大学病院で薬剤師として勤めています。忙しいながらも、人間関係も給与にもそれなりに満足しています。 一薬剤師として、緩和薬物療法認定薬剤師という資格があるのはもちろん知っていました。

緩和薬物療法認定薬剤師は、主にがん治療において緩和ケアに貢献ができる薬剤師のことで、がん治療の緩和医療チームの一員となり、医師や他のコメディカルと連携して効果(緩和ケアが効果を発揮するかどうかは、患者さんのQOL=Quality of life=生活の質にかかっているため、一様ではありません)の様子を見ながら薬物療法や使用する薬物の管理を行うなど、薬剤師として専門的な役割を担うのです。

薬剤師としてキャリアアップすることはもちろん、医師に言われて薬を調合するだけでなく、積極的に患者さんに携わっていけるのです。非常に魅力的な資格でしたが、緩和薬物療法認定薬剤師になるための条件のリストに目を通した所、

  • 薬剤師免許を持つ
  • 5年以上の実務経験があり、日本緩和医療薬学会の会員
  • 認定薬剤師であること
  • 緩和ケアに従事している(3年以上)
  • 講習会に参加&研修を履修して必要な単位を獲得(5年以内)
  • 学術集会で緩和ケアに関する学会発表を行う(2回以上)
  • 緩和ケアに関わる症例提示を提示できる(病院勤務の薬剤師は30例、薬局勤務の薬剤師は15例以上)
  • 所属長の推薦があること

恥ずかしながら、私は①と③しか当てはまっておらず、②や⑧も何とかなりそうですが、他の条件を満たすにはかなり長い道のりだと思われ、当時は緩和薬物療法認定薬剤師目指そうとは思いませんでした。

ところが、1年ほど前、久し振りに参加した大学時代のサークルの親睦会で、3つ上の先輩が緩和薬物療法認定薬剤師の資格を取得していたのです!合格者はまだほんの数百人のはずで、まさか自分の先輩にいるとは!と、非常に驚きました。 現在緩和ケア病棟に勤務し、緩和ケアチームの一員として薬物の服薬指導・医師への薬剤の情報提供など行い患者さんのサポートを行っているのだそうで、先輩はとてもイキイキとしていました!

現在緩和薬物療法認定薬剤師を目指しています

先輩の話が忘れられず、新しい資格であまり情報がない中、日本緩和医療薬学会の緩和薬物療法認定薬剤師に関するPDFファイルを読んでみたりしていました。しかし、かなりの難易度の高さになかなかふんぎりがつかないでいたら、何と叔母が乳がんになったと母から知らされました!

かなりステージが進んでいたらしく、一命は取りとめるだろうものの、かなり辛い闘病生活を余儀なくされるようでした。その時、自分も積極的に患者さんの治療に携わる緩和薬物療法認定薬剤師になろう!と決心したのです。

がん患者と言われてもあまりピンときていなかったのですが、昔から自分を可愛がってくれた叔母という身近な存在ががんになったことで、俄然自分ができることを考えた結果です。

実は今まで、薬剤師は所詮、医師に言われるがままに薬を出すだけの存在だ・・という引け目があったのですが、それを払拭することができそうなのも嬉しいです。今後在宅ケアなどでも需要が増していくと考えられる緩和薬物療法認定薬剤師、数年がかりになると思いますが、必ず取得しようと思っています。

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