薬剤師にはとっても魅力的な企業内診療所の業務内容と給与

薬剤師にはとっても魅力的な企業内診療所の業務内容と給与

近年、生活習慣病の患者の増加を受け、企業の方でも社員の健康管理についての関心が高まっています。そのため、企業内診療所を置く企業も増えてきております。

せっかくコストを費やし、社員を教育してきても、健康を害し、辞められてしまうと企業側としても困ってしまいます。そこで、企業内診療所では従業員の健康維持や健康指導、そして事前に病気を防止することを目的とし、働く人の健康、そして衛生管理のアドバイスもしています。例えば、冬場の乾燥した時期になりますと、風邪やインフルエンザへの注意喚起を念入りにするはずです。また、海外への転勤、または出張する社員がいる場合は、あらかじめ赴任先で流行している病気に対する情報提供や帰国後の健康チェックを行います。

企業内診療所の薬剤師の業務は、大手企業が設置している診療所で調剤業務や薬剤管理、従業員の健康管理を中心に行います。診療所には託児所を設けている企業も多く、残業も少ないので家庭をお持ちの薬剤師の方には最適な働き方です。

企業内診療所内での、薬剤師の業務内容とは?

企業内診療所 薬剤師 業務

企業内診療所で働く薬剤師の方の仕事内容には、主に調剤業務薬剤管理健康管理の3つがあります

調剤業務

企業だからといって調剤業務がないわけではありません。就業中、具合の悪くなる従業員に、医師の処方に基づいた調剤をする事が企業内診療所での、メインの業務になります。

薬剤管理

企業内の従業員の中には、生活習慣病やうつ病など、長期的な治療が必要な方も増えてきています。企業内診療所の薬剤師は、調剤をする以外にも薬剤管理や服役指導などの業務も行います。

健康管理

企業内診療所で働く看護師や薬剤師、医師などの医療従事者は、普段から従業員の健康を管理しなければなりません。インフルエンザや季節風邪の流行時期や、国内海外を問わず出張先で流行している病気などをチェックし、従業員の注意を促したりすることも企業診療所での大事な仕事であると言えます。

その他にも、企業によっては、毒物劇物の取扱責任者や衛生管理者、管理薬剤師としても業務に携わる事ができるので、幅広い仕事を経験できるのも企業内診療所の魅力の1つでしょう。

福利厚生など待遇が良く、ママさん薬剤師に人気

薬剤師 ママさん薬剤師

企業内診療所は既婚女性にも人気のある職場です。その理由には土日休みが多く残業が少ない福利厚生が充実しているママさん薬剤師に嬉しい待遇が多い、といったものが挙げられます。一つ一つ見ていきましょう。。

土日休みの職場が多く、残業も少ない

会社内にある診療所のため、会社が休みの土日はお休みになります。就業時間も企業の就業時間に沿っているので、遅くまで調剤作業に追われることはなく基本的には残業が少ないです。

福利厚生が充実している

企業内診療所を設けているのは、大手企業が殆どです。他の従業員と同様に大手企業の充実した福利厚生を使えるのも大きな魅力です。

ママさん薬剤師には嬉しい、手厚い待遇

前述した通り、土日休みや残業が少ない事も魅力ではありますが、その他にも企業によっては託児所や保育所を設置している所もあるので子供を預けながら仕事をする事ができます。ママさん薬剤師にとってはとても嬉しい待遇ですよね。

家庭を持ちながら仕事もしたいというママさん薬剤師にはオススメですが、とても人気があるので一般公開求人では掲載されず、非公開求人として世にでるものが殆どです。企業内診療所の求人を探すなら転職サイトなどに登録してこまめに求人をチェックすることが必要になります。

企業内診療所で働く薬剤師の給与はなんと年収600万円のケースも!?

企業内診療所 年収600万円

これまで説明したように、企業内診療所の薬剤師は福利厚生が充実していたり、土日休みが多いなどとても働きやすい職場だと言えるでしょう。しかしそれ以上に気になるのはやはり年収ですよね。

薬局や病院、ドラッグストアの年収が約350万円〜400万円と言われているなか、企業内診療所の薬剤師の年収は、職場の殆どが大手という事もあり、手当や賞与などを含めると500万円以上のケースが多数ございます。

また、毒物劇物の取扱責任者や衛生管理者などに関わる仕事にもなると年収が600万円を超えるケースもあるようです。

主な業務内容は、企業に勤める社員への生活習慣病やうつ病に対する心身の健康管理

企業内診療所 ママさん薬剤師

企業内診療所は、近年増えていると言いましても、大手の企業にしかまだありませんし、規模もそう大きくはありません。その診療所にいる薬剤師も数人となっております。少人数ということもあり、もし職場が自分に合っているなら長期間働くことが出来るでしょう。また、企業内診療所が診る患者さんは基本的に社員です。つまり、企業内診療所が開いているときは社員が働いているときですので、休暇も社員の方と同じスケジュールできちんととれ、残業が少ないというメリットもあります。

さらに企業内診療所内に薬剤師が少ないということは、その企業内の毒物劇物の取扱責任者や衛生管理者として、あるいは管理薬剤師として届け出をすることになるかもしれません。そうなった場合、その役職に応じた手当が年収にプラスされることが期待できます。

企業内診療所の求人は、年間休日125日以上、土日休み等の好条件が多い

企業内診療所を設置する企業は大手の場合が殆どで、診療所の規模も小さく必要とされる薬剤師の数も少ないので求人も限られています。

ですが、企業内診療所に転職することは容易ではないとはいえ、不可能ではありません。企業内診療所の求人を探すには転職サイトを活用し、求人を探すことで有利に事を運ぶことができます。

では、転職サイトにはどの様な求人があるのか、今回は、リクナビ薬剤師とアポプラスジョブを使って探していこうと思います。

企業内診療所

こちらは熊本県の求人です。紹介予定派遣ですので、少し働いてみて自分のワークバランスにあっているなら正社員への雇用も可能です。ブランクあってもOKなので、子供の世話が落ち着いた主婦薬剤師の方にはオススメです。

企業内診療所

こちらは、大阪府の大手ナショナルメーカーの企業内診療所求人です。期間限定となっていますが、企業内診療所がどんなものか知りたい方にはオススメです。

企業内診療所

企業内診療所の管理薬剤師の求人です。年収550万円~と相場よりも高く、土日休みと高待遇な求人です。

企業内診療所

こちらも管理薬剤師の求人です。年収は先程の求人よりも少ないのですが、残業も殆どなく、年間の休日数も多くプライベートを充実させたい方にはオススメです。

ここまで求人を見てみていかがでしたでしょうか?他にもここでは紹介していない求人もリクナビ薬剤師では多数取り揃えています。企業内診療所の求人は一般公開ではなく非公開求人として取り扱うことが多いので自分の希望条件に会った求人を探すなら一度転職サイトに登録することをオススメします。

企業内診療所の薬剤師になるために押さえたいポイント

企業内診療所 薬剤師 ポイント

一般的に企業内診療所にいる薬剤師の年収は調剤薬局などと比べれば、同等かやや少ない傾向にあります。しかしながら、大手企業ですので福利厚生もしっかりしており、役職に応じて手当もつくので、実質的には高い年収になってしまう可能性もあります。また、有給休暇の消化率も高く、残業も少なく、休日もしっかりとれるというメリットがあるため、企業内診療所の求人は競争率が高くなっています。

どうしても企業内診療所で働きたいならば、派遣やパートという手もあります。企業内診療所では正社員だけではなく、派遣やパートなどでも就業が可能な場合があるからです。

薬剤師の派遣は、時給3000円以上で福利厚生も充実しているのでしっかりと稼ぎながら、やりがいを見つけて働きたい薬剤師の方にはとてもオススメな働き方です。

とはいえ、派遣やパートの薬剤師求人も競争率が高くなっております。正社員にしろ、派遣やパートにしろ、企業内診療所への転職を目指すならば、それらの大手企業とのパイプが強い転職サイトの利用をオススメいたします。


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