転職エージェントのお世話になり、希望の病院薬剤師へ

転職エージェントのお世話になり、希望の病院薬剤師へ

先輩に頼まれて調剤薬局に勤務したものの

私は薬学部を卒業後、ある調剤薬局へ入職しました。実は元々は病院勤務が希望だったのですが、学生時代に所属していたテニスサークルで同じ地元出身ということで非常に気が合い、仲良くさせて頂いた先輩に、自分の勤務している調剤薬局に勤務してもらえないかと頼まれたのです。

何でも、同時期に2人の女性が、1人はご主人の転勤が決まり、1人は妊娠が発覚し、悪阻がひどく勤務に出ることができなくなったのだとかで、人手不足で毎日残業、残業で、早朝も早くから出勤してやっと仕事を回しているんだそうです。求人を出しても全く応募がないそうで・・あまり気は進みませんでしたが、先輩の困り果てた顔を見て承諾することにしたのです。

形だけの就職面接を受け、即採用になり、春休みから雰囲気に慣れるためにその薬局に行き、雑用を引き受けました。そうして4月から本格的に働き始めましたが、ちょうど流行っている耳鼻科がその調剤薬局の近くにあり、花粉症のピークの時期だったのと重なりものすごい激務でした!

耳鼻科はそれほど難しい処方箋はないのですが、とにかく膨大な数に圧倒されるんです!交代で昼休憩に入り、詰め込むように昼食を済ませてすぐに職場へ!確かに先輩が直接後輩に頼みに来るのも頷ける話ではありました。先輩も薬局長にもとても感謝され、来て良かったのだとその時は思いました。

そんな状況も2年程経った頃、休職中だった女性が復帰してくれたのと、新人さんが入ってくれたことで状況は改善、大分落ち着いて処方箋をこなせるようになり、残業も減り、早朝出勤もなくなりました。その頃から、私はまた以前の夢だった病院勤務薬剤師に、そしてチーム医療に携わりたい!という想いが蘇ってきたのです。

先輩と薬局長に相談した所、そうとは知らずこの薬局へ勧誘したことを謝罪され(でも、この薬局では薬剤師としてとても良い経験が積めたので、今では感謝しています)今入職したばかりの新人さんが戦力になった頃を目途に転職してくれて構わない、と快諾してくれたのです。

チーム医療に携わりたいという夢を諦めきれず病院薬剤師へ

薬局から病院への転職は難しいと聞いたので、プロに転職活動を支援してもらおうと薬キャリやマイナビ転職などの複数の大手求人サイトに登録しました。そのうちの1人目の担当者さんは、あまりこちらの話を聞いてくれず、ご自分のおすすめの職場を勧めてくるので、どうも相性が悪いように感じてお断りすることにしました。

2人目の転職エージェントさんに、なるべく大きな病院で様々な薬剤を扱ってキャリアを積みたいこと、チーム医療に携わりたいという希望条件を伝えて相談した所、すぐに彼女のおすすめの病院(未公開の情報でした!)を紹介してくれて、職場の見学や面接なども付き添ってくれました。

私は給料などの希望は特になかったのですが、そのような言いづらい給与交渉なども行ってくれるそうで、(因に前の職場より年収は高くなりました。)これら全てが無料で利用できるサポートサービス!そして、無事に総合病院に就職することができました。今、憧れのチーム医療に携われるきっかけを作ってくれたあの転職エージェントさんには感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ勉強することがたくさんあり、大変な毎日ですが、医療チームに欠かせない薬剤師を目指して全力を尽くしていきたいと思っています!


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