転職を繰り返した私が考える薬剤師の転職の際のアドバイス

転職を繰り返した私が考える薬剤師の転職の際のアドバイス

私は、現在小さな調剤薬局で薬剤師の仕事をしていますが、転職を何回か繰り返しています。 根性がなくて、嫌なことがあるとすぐに辞めてしまう辞職癖がある訳ではなくて、結婚した主人の仕事が全国各地に転勤のある職種だったのです。 長野から千葉へ、千葉から北海道へ、日本各地お構いなしです! でも、この転勤を断るとその後の出世の道は絶たれてしまいますし、主人は子煩悩で子供と離れる単身赴任は考えられないとのことで、その都度引っ越し先についていっています。

幸い、薬剤師は求人に困ることはありませんが、正直、この職場は働きやすい!と思える場合と、勤務条件や仕事内容は良かったのに働きにくい!もう退職したい!と思える職場がありました。 私の何回かの転職で得た経験からですが、これから結婚・出産・その他諸事情で転職を考えている薬剤師の皆さんへアドバイスさせて下さい。

薬剤師さんの職場はドラッグストアや病院、薬局など様々ですが、大体が小さな職場で働かなくてはならないことが多いですので、何よりも人間関係が大切です。 ここだったら年収がアップする!キャリアが積める!という理由ももちろん大切なのですが、薬剤1つ取り出すのも苦労するような(大袈裟ではなく本当にこういう薬局はあります。)職場では、給料やキャリアを得る前に心が疲れ果ててしまいます。

社長など経営者が現場に出ていて、同僚として一緒に働く(気を遣ってしまって、ものすごいストレスがかかります!)、従業員全員が女性(従業員は、男性と女性が半々の職場がバランスが良い印象です。女性ばかりだとギスギスしているケースが多いようです。)、管理職にオーバーフォーティーの独身女性がいる(気分のままに怒鳴り散らされてしまったりします。)がいる職場は避けた方が良いです。

それらを見抜くには、人材派遣会社などで紹介された会社に実際に行ってみることです。 私は乾燥肌&疲れ目でしたので、よく皮膚科&眼科で塗り薬や目薬を処方してもらっていました。 それを持って、薬局内を訪れ、職場になるかもしれない薬局の雰囲気を探りに行きました。

この事前のチェックで、薬局内の雰囲気や働いてる薬剤師さんの表情で何となく(でも正確に)伝わってくるものなんです。 どんよりした暗い冷たい雰囲気だったり、誰かに気を遣ってピリピリした雰囲気の薬局はどんなに条件が良くても止めておいた方が良いでしょう。

また、近くにある病院の種類も考慮に入れて薬局を選びましょう! 眼科や整形外科などが近所にあるだけの場合は処方箋の重さが軽い場合がほとんどです。 目薬や湿布など簡単な処方が多く、1日に1人の薬剤師さんが50-70枚以上の処方箋をこなしても楽勝です!

でも、大きな病院・総合病院の近くにあって、様々な診療科が入り混じった処方箋が何枚もガンガン舞い込んでくるような薬局では、1枚の処方箋の重さが重量級です。 そうなると、1日20-30枚でも疲れ果ててしまいます。 薬局の雰囲気&立地条件の確認が成功への鍵ですよ☆


ファルマスタッフ掲載の求人・派遣は、高収入案件が多数あり!?
ファルマスタッフ掲載の求人・派遣は、高収入案件が多数あり!?
病院薬剤師から実家近くの調剤薬剤師に転職した時の話
病院薬剤師から実家近くの調剤薬剤師に転職した時の話