【医師の年収情報】大阪に勤務している医者の平均年収は974万円？
年収1000万円を軽く超えると言われる職業の「医者」。果たして彼らの年収はいくらなのか。
大阪大学、大阪市立大学、大阪医科大学などが有名な大学病院がたくさんある大阪ですがこの記事ではそこで働く医師の平均年収を調査してみました！
大阪府の医師の平均年収情報
- 大阪府の医師平均年収（男女）：974万円 月給：74万円 ボーナスなどの特別賞与：74万円 (平均年齢38.3歳 月間労働時間169時間）
- 大阪府の男性医師の平均年収：1031万円 月給：80万円 ボーナスなどの特別賞与：68万円 (平均年齢40.2歳 月間労働時間167時間）
- 大阪府の女性医師の平均年収：826万円 月給：61万円 ボーナスなどの特別賞与：89万円 (平均年齢33.4歳 月間労働時間174時間）
- 大阪の場合
- 大阪府の医師平均年収（男女）：974万円
- 大阪府の男性医師の平均年収：1031万円
- 大阪府の女性医師の平均年収：826万円
大阪の医師の平均年収は974万円となっており全国の医師の平均年収は1071万円（月給83万円、ボーナスなどの特別賞与72万円、労働時間172時間）と比べると97万円低くなっています。
大阪府北部には、大阪市立大学、大阪医科大学、関西医科大学、近畿大学といった医学部のある大学が多数あり、大学卒業後研修医として大学病院に勤務する研修医が多いため、平均年収が全国以下になっていると考えるのが妥当でしょう。
実際に大阪府の病院は医師転職サイトに依頼し、以下のような医師求人情報を公開し医者の募集をしています。
大阪府の医師求人の例
大阪府大阪市の医師求人
皮膚科
年収： 1500万～ （応相談） ※実績により昇給あり
業務内容：外来診療、手術など
外来担当数：10コマ／週
外来受診者数：30名程
手術件数：アテロームなど外来小手術
当直なし
有給休暇は就任半年後に10日付与
季節休暇 7日（夏期休暇）
年末年始休暇 7日～8日
大阪府堺市豊中市の医師求人
循環器内科
年収： 1200万～1800万 （応相談）（当直手当別途支給）
業務内容：外来診療、病棟管理、カテーテル検査、治療など
有給休暇は就任半年後に10日付与
季節休暇 3日（夏季休暇）
年末年始休暇 4日（12／31～1／3）
病床数：225床（回復期リハビリテーション病棟45床）
救急指定：二次救急
当直手当：53,000円／回
大阪府東大阪市医師求人（クリニック）
一般内科
年収： 1200万～2000万 （応相談）
業務内容：外来診療や訪問診療など
当直なし
有給休暇は就任半年後に10日付与
年末年始休暇：6日（12／30～1／4）
別途支給手当：通勤手当
大阪府の医療・地域事情
大阪市立大、大阪医科大などの府内の大学病院に加え、京都大学や兵庫医科大から派遣で体制を組んでいる医療機関数も多く、各医療機関がそれぞれ特色を出し患者格闘の競争が激化しています。
大阪の医師の平均年収は全国以下となっていますが、人口が多いので好条件を提示する医療機関が多く、10年目で平均1500万円が相場といったところでしょうか。大阪府、医師の勤務に対する不安や不満
大阪府の大学病院の特徴
大阪には大阪大学医学部付属病院を始めとする国公立大学病院と近畿大学や関西医科大学医学部付属病院など私立大学の大学病院合わせて５つの大学病院があります。今回はその中で大阪大学と関西医科大学について調べてみました。
大阪大学医学部付属病院
病床数は1,076床で医員数は医師316人、専攻医134人、研修医72人で1日当り通院患者は2,524人です。東大病院などと同様に2015年厚生労働省より国際水準の臨床研究等の中心的役割を担う国内の中核病院として「臨床研究中核病院」に認定されています。万国博覧会後に日本で初めて特殊救急部が発足し2001年には高度救命救急センターの認可をうけています。また大阪府内では唯一のドクターヘリの基地にもなっています。生体肺移植や脳死臓器移植の保険施設として認定されている唯一の病院でもあります。
関西医科大学付属病院
地域がん診療連携拠点病院や大阪府災害拠点病院、大阪府の災害派遣医療チームの大阪DMATなどの指定を受けていて大阪府内でもっとも頼れる病院といえます。新生児部門では昭和39年から未熟児センター、同53年から新生児特定集中治療室（NICU）が設置され、日本における新生児医療の草分け的な存在であるといえます。。大阪新生児診療相互援助システム（NMCS）の基幹施設としても機能しており、新生児搬送治療用のドクターズカーは西日本では関西医大が初めて導入しました。
大阪府に転職した方の体験談
未就学の子供が2人います。現在の職場で勤務しているとどうしても当直は避けられないため、子供に寂しい思いをさせてしまうことに悩んでいました。公立病院に勤務していたので土日は基本的にはお休みですが、呼び出しを受けることもあり、週末だけでも一日中子供と一緒にいてあげたいと思い、転職することを決めました。
（産婦人科 女性40歳 年収1200万円→1800万円 転職先 大阪府）
入院を勧めなければならない病院の外来に疑問を持ち始めたのが転職を考え始めたきっかけです。無駄な入院をせず、できるだけ自宅で元気に暮らしていただけるような医療がしたいと思い、思い切ってクリニックへの転職に踏み切りました。
（老人内科 男性医師40歳 年収1600万円→1600万円 転職先 大阪府）
転職を考えたのは脳神経外科医として、訪問診療の必要を感じることが多いためです。来院できない身体付随の患者様に訪問診療を行うことを院長に提案したのですが、断れた経緯があり、納得いかず訪問診療クリニックへの転職を決意しました。
（脳神経外科 男性医師38歳 年収1300万円→1500万円 転職先 大阪府）
大阪府の医師の方で転職をお考えの場合は、、
医師が転職する理由には様々ありますが、やはり年収をアップしたい、勤務時間を減らしたい、開業の準備、キャリアアップ、人間関係、人事に対する不満が多いようです。
もちろん、自分が勤めてきた医局を離れるデメリットは大きいかもしれませんが、今抱いている不満を解消されるだけでも、転職する意味があるかもしれませんね。
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