給料の支払も適当なブラック門前薬局から、雇用条件がちゃんとしている大手ドラッグストアへの転職

給料の支払も適当なブラック門前薬局から、雇用条件がちゃんとしている大手ドラッグストアへの転職

私がその薬局の求人を見つけたのはハローワークでした。総合病院の門前薬局の募集をしていて、大きな病院の薬局と言うことで多く学べると思いました。社長と連絡を取り、形式だけのような面接のあと、明日からでもすぐに来て欲しいとのお返事を頂きました。翌日行ってみると、「まずは、皮膚科の開業医の門前の店舗で調剤をしてください。」とのことでした。募集の条件と違うな?と戸惑いつつも、比較的簡単な内容でしたので、一日目からあまり教わることなく調剤をしていました。それから病院前の店舗に移動になることなく四年間こちらの会社にお世話になりました。

どこの会社も少なからずあることだと思いますが、求人表に書いてあることと、実際とは違いがありました。例えば年収ですが、こちらに勤務して、始めてのボーナスを頂いたとき。月々のお給料と合わせても、求人表に記載してあった内容とは随分異なりました。とても少なかったのです。お小遣い程度のボーナスでしたので、社長に直談判し、増やして頂きました。しかし不信感は募っていく一方でした。

私が仕事をしていく上で「正確」とはとても大切だと思ってきました。薬は人の健康や命に関わります。たとえそれが皮膚科の薬局で軟膏一本だろうと正確に仕事をしてきたつもりです。しかし決算のため、棚卸し作業を頼まれたとき、「店を閉める前から行っても良いし、数も適当に数えてくれれば良いから。」と社員の方から指示を受け、とても驚きました。そんな薬局は始めてだったからです。またしても会社に対して、幻滅してしまいました。

上司に相談したこともありました。会社に対してとても不安があるし、自分の考えとはかなりギャップを感じていたからです。しかし返ってきた答えは、「どこの会社でもそんなもんだ。そのうち慣れるから。」と、あまり真剣に相談に乗っては頂けなかったのです。上司も会社のやり方に染まってしまっているのだと感じました。そういう経緯があって、転職をしました。

辞めるときに、残っていた有休を買い取ってくださるということだったのですが、一向に振り込まれませんでした。催促の電話をすると「恩知らず」のようなことを言われましたがなんとかお金を頂くことが出来ました。現在は県内では大手のドラッグストアに勤務しています。規則や雇用の形態など細かく定められているので前の会社に比べるとよほど自分にあっていると感じています。

以前、ハローワークで失敗してしまったので、今回は、薬剤師専門の転職サイトを使い転職を行いました。連絡をくれたコンサルタントの方はドラッグストアの求人紹介してくれたのですが、最初ドラッグストアによい思いがなかったので断ろうと思っていたのですが、条件だけ聞いてみようと思い、聞いてみるとドラッグストア勤務の薬剤師は、育休産休などの福利厚生も充実、年収も700万円以上等の求人が多く面接だけでも受けてみようかな思いました。 私の住む新潟県は医薬分業が進んでいるため薬剤師の高条件の募集が多くあります。多くの経験を積んで、自分の信念を持ち続けられるように仕事をしていきたいと考えています。


病院から調剤薬局への現職。調剤薬局間での転職ならリクルートエージェントが魅力
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薬剤師なのに延々とレジ打ちさせられた大手ドラッグストアから、薬剤師としてのスキルを上げられる病院薬局への転職
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