薬剤師なのに延々とレジ打ちさせられた大手ドラッグストアから、薬剤師としてのスキルを上げられる病院薬局への転職

薬剤師なのに延々とレジ打ちさせられた大手ドラッグストアから、薬剤師としてのスキルを上げられる病院薬局への転職

就職のきっかけは、薬学部卒業後、新卒で大手のドラッグストアに内定をもらい、面談の感じや実際に職場を見させてもらい、丁寧な対応がいいなと思ったので就職をきめました。また、当時は新卒採用が厳しく、第一希望は病院だったのですが枠が少なかったので、自宅から近いという理由も合わせて某ドラッグストアにきめました。

私がブラックだと感じたのは、勤務時間と給料です。説明では、勤務時間は早番が9時〜17時、遅番は12時〜20時の交代制でしたが、新人ということもあり、9時に出勤し20時まで勤務という日が続きました。今は研修中だからとはじめは諦めていたのですが、研修期間が過ぎると教えてくれていた人が他店へ転勤になり、一人体制へ。「次の人が入るまでだから」という理由で変わらず9時〜20時まで働きましたが、一向に新しい人は入ってきませんでした。

また、薬剤師の仕事はたまにしか問い合わせがこないのでずっとレジ打ちをしている日もありました。そして、給料は勤務時間には、タイムカードがあったのですが、規定の時間には切るように言われていたため、10時間の労働も7時間と換算され、残業代は発生しませんでした。ボーナスについても年2回、昇級に応じて支給といわれ、私は「まだ一年目」「まだ二年目」という理由で全く昇級させてもらえなかったので5万程度でした。

我慢の期間は1年半年間です。我慢した理由は、一年目は「まだ新人だから」と自分に言い聞かせていたこと、周りも不景気だったので、すぐに職が見つかる理由がなかったことです。二年目の半年間は辞めさせてもらえなかったことです。給料については規定では500万円超と言われていたのですが、実際にはボーナスも少なく、年収330〜50万円でした。

上司は、店舗の店長でした。薬剤師ではなく、ドラッグストアの店長だったのであまり話す機会がありませんでした。辞める際にきちんと話をしたのですが、「人出がないから今辞められると困る」「一応上に相談してみる」とは言うものの、一向に話がすすまない、そんな店長でした。

同僚はおらず、ドラッグストアで働くパートさんやバイトの学生達が同僚のような存在でした。けれど、彼女達は時給制で不定期に働いているので相談はできない環境でした。少し期間がたち、病院勤務の薬剤師の仕事内容や勤務条件について調べ転職しました。現在は、総合病院で薬剤師をしています。風通しのよい社風で、希望の給料で働けているので問題はありません。転職の際に使用したサイトはエンジャパンです。色々と大手企業の広告があり、面接までスムーズに対応していただきました。


給料の支払も適当なブラック門前薬局から、雇用条件がちゃんとしている大手ドラッグストアへの転職
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年収・ボーナスをちょろまかす、某ドラッグストアから、総合病院への転職
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