美容整形外科看護師として働き始めて感じたこと

美容整形外科看護師として働き始めて感じたこと

総合病院から美容整形外科へ

私は看護学校卒業後、地元には戻らないで看護学校の隣にあった総合病院に就職先を決めました。 研修中もお世話になりましたし、同級生も何人も採用になっていて心強かったのです。 しかし2年後、祖父が脳梗塞で倒れ、あたふたしている両親を見るに見かねて、Uターン就職をすることにしました。 両親も祖父母も、新米でも何でも看護師さんが家にいてくれると心強い!と喜んでくれました!

実家に帰ってみると、家の近所(徒歩10分!)に大きな整形外科が出来ていたのです! 総合病院と違って夜勤がなく、夜勤がないのに給与が高く、私にとっては願ってもない条件でした。 求人があったので問い合わせた所、即面接となり、オペ室勤務していた前歴が評価されて、幸運にも採用となりました!

実は私は、 「親からもらった顔にメスを入れるなんて・・」 という古い価値観にこだわっていて、そんなに整形外科を訪れる女性は多くないイメージだったのですが、フタを開けてビックリ! 現在日本での美容整形の需要はかなり大きく、現在年間100万人を超える女性が施術を受けています。 実は、世界第4位の整形大国という事実に驚きを隠せませんでした。

仕事内容は、主に患者さんのカウンセリング&手術のサポートです。 カウンセリングは、自分なりに体のどこかにコンプレックスを抱えている患者さんに対し、最適な治療法や施術を一緒に相談しながら提案していきます。 手術のサポートは、豊胸手術、まぶたを二重にする手術、脂肪の吸引など様々で、医師のサポート(医療器具の準備や患者さんの体調管理などを担当します)を行います。 ですが、病院の手術室で培った知識はほとんど役に立つことがなく、ほとんど未経験者状態、ただそこまで難しいことは何もなく、働きながら仕事を覚えていきました。

勤務時間は9時から19時までで、あまり残業もなく帰宅することが出来ます。 ですが、年末年始を除いて、基本年中無休! 残業と夜勤こそないものの、休みは不定期です。 ですが、それは総合病院勤務時代も同じ! 残業や夜勤がない分、かなり生活リズムは整いました!

美容整形外科勤務の看護師のメリット・デメリット

美容整形外科の看護師になって感じたメリットは、何と言っても夜勤が残業がないこと! それなのに給与が高いこと! (美容整形手術は自由診療のため、基本的に診察料から高額で、それがしっかりと従業員に還元されます☆) そして、(私はやっていませんが)美容手術が従業員割引で受けることができます!

デメリットとしては、看護師として培ってきた技術が失われること! これが本当に大きいです。 そして、美容整形外科の看護師は営業もこなさなくてはならないので、モンスターカスタマーにもにこやかに対応しなければなりません。 たまにいるクレーマーには散々手こずらされました。

結局、私はこのまま看護師としてのスキルが失われていくのに耐え切れず、地元の総合病院に再就職しました! 家族のことを話し、夜勤や残業は少な目で働かせてもらっています。 (それでも美容整形外科のようにはいきませんが) 転職はしましたが、働いている間は自分も美容に気を遣い、女子力が底上げされる感じがとても楽しかったですし、いつまでも綺麗でいたい女性にはお勧めの職場だと思います!


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