看護師の面接で志望動機の述べ方

看護師の面接で志望動機の述べ方

私が看護師になった理由は、あまり立派な理由ではなく、 「何となく。」(実はこの理由の方、たくさんいます!) 「看護師だったらどんなに不景気になっても一生就職に困らない!」 「お給料が良いから!結婚しても出産しても、安定した収入が望めるから!」 というのが本音です。 でも、就職の面接の時に担当者に必ず聞かれる、 「あなたはどうして看護師になりたいと思ったのですか?」 という志望動機を問われる質問に、まさかこれらの理由を正直に答える訳にはいきません。

担当者へのアピール法(新卒時)

私が大学を卒業して、地元の病院に就職の面接に行った時、志望動機は色々考えましたが、体験談が1番説得力があり、かつ誰でも使える志望動機だと断言できます。 「昔、喘息だったのですが、発作が出て辛くて苦しかった時に看護師さんが優しく励ましてくれて、吸引などの処置を的確に行ってくれたおかげでスッと楽になりました。処置が終わった後に頑張ったね、偉かったね、と褒めてくれて、あの優しい笑顔は忘れられません。」 など。 誰にでも病院に行って医師や看護師などにお世話になった体験はあるはずですので、そこで感銘を受けたことにするのが手っ取り早いです!

そもそも、看護師は慢性的な人手不足なので、よっぽどおかしな(正直な?)志望動機を言わない限り、新卒時の面接でそこまで志望動機には注目されていない印象です。 私もこのありきたりな志望動機ですんなり内定を頂きました。

そして救命センターに配属されたのですが、日勤と夜勤の勤務に身体がついていかないんです。 睡眠時間も満足に取れない中、2時間ごとにバイタル測定をこなし、患者さんの体位変換もこなし、初めてで分からないことだらけ! プリセプターはあまり熱心な方ではなく私の苦悩には無関心、同期で一緒に配属された女の子は気の合わないタイプで、とにかく何もかもが嫌になり、わずか1年で辞職することになりました。

転職した時の志望動機

転職による面接では、志望動機+何故前職を辞めることになったのかを必ず問われます。 その時に絶対に口にしてはいけないことは、前の職場の悪口や非難で、どんなにヒドイ目に遭ったとしても、良い印象を抱いてもらえないのは確実です。 私も事実はオブラートに包み、 「前回は、早く就職したいという焦りから、あまり下調べを行わないで就職先を決めてしまいましたが、働き始めてすぐに病院の方針や勤務体制に疑問を感じることが多く、悩んだのですが辞職することにしました。 深く反省し、今回の就職活動では病院の経営方針までしっかり調べてこちらを希望しました。」 と伝えました。 前職場を悪く貶めるのではなく、あくまで前の職場は自分とは合わなかった、という形が無難です。

また、 「◯◯科に興味があり、スキルアップを目指してこちらの病院を志望しました。」 など、ポジティブな動機は好印象を与えます! 病院としては看護師を1人でも多く確保したいはずなので、転職の際もそれほど志望動機は重視されないと思いますが、前職を辞めた理由には気を付けましょう!


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