薬剤師として薬局に就職しましたが休日が合わないことが悩みでした
ワークライフバランスを重要視したいという思いが強かった
大学を卒業し国家試験も無事にパスして調剤薬局で働き出しましたが休日が不規則なことに悩みを感じていました。 キャリアは2年でまだまだ浅く休日への文句も言っていられるほどのポジションでもないですが、どうしても趣味であるバイクツーリングのサークルに参加したいという思いがあったのです。
学生時代からバイクツーリングにハマり社会人になった今でも当時の仲間たちとツーリングに出かけるのですが、彼らの多くは一般企業のサラリーマンで休日はカレンダー通りです。 私はシフト制の休日のため一緒にツーリングに出かけられるのは3ヶ月に1回程度です。 休日が合わないため自分の趣味を楽しむこともできず仕事に対してもモチベーションが下がってきているのを自分でも感じていました。
このまま薬局で自分の薬剤師としてのキャリアを積むことも大切だとわかっていますが、今しかできない趣味への楽しみも捨てることができず休日が規則正しく取れるような職場があれば転職をしたいと考えていました。 先輩や同期に相談をして見たのですが、趣味よりも仕事を優先するべきなどと当たり前ですが説教のようなアドバイスをいただき同意してくれる人は1人もおらず正直落ち込みました。
こんなことを考える自分がおかしいのかなどと自分を責める日々もありましたが、趣味への想いは捨てきれずにいました。 趣味を優先したいのではなく趣味と仕事の両立をしたいだけなのに、薬剤師という専門職はそれを望んではいけないのかなども考えたことがありました。
考えるだけでは何も発展しないので求人を見て探しましたが、薬局やドラッグストアなどの求人が多くどれもシフト制の休日は不規則なものばかりでした。 ドラッグストアに関しては勤務時間も長く不規則な労働環境だったため自分の希望とは大きく外れていたので薬局しか選択肢が残っていないような状況でした。
転職コンサルタントがきっかけで選んだのは休日が規則正しい製薬会社
求人サイトで薬剤師の求人を見ていましたが薬局での募集が多くもっと他に方法はないのかと考えていた時、転職コンサルタントの文字が目に入りました。 利用したことがなかったので不安でしたが思い切って相談をしてみることにしました。
担当のコンサルタントは私の話を親身に聞いてくれ、今まで誰も賛同してくれなかった趣味と仕事の両立のことについても共感を示してくれて嬉しい気持ちになりました。 仕事先を紹介してもらえるとのことだったのですが、正直どうせ薬局しかないんだろうと思っていました。
担当のコンサルタントが私に紹介してくれた求人は製薬会社での薬剤師募集の求人でした。 最初は製薬会社?と思いましたが、話を聞くと一般企業なので休日はカレンダー通り、教育制度も整っているので安心して転職できるとのことでした。 自分の求めている環境が揃っていたので希望の光が見えてきたような気がしました。
しかし、私のキャリアはたったの2年で知識も経験も浅く自分が薬剤師として自信を持つこともできていないのに製薬会社などに転職できるのだろうかと不安に感じ始めました。担当のコンサルタントに正直な気持ちを伝えると、募集しているのが後継者育成目的で若い新人薬剤師が欲しいとのことなので知識と経験がない方が企業が求める人に近いと言われ一気に不安が吹き飛びました。
そこからは自分でも驚くくらいスムーズに事が進み無事に製薬会社の薬剤師として働くことができました。今では毎週休日には友人たちとバイクツーリングを楽しんだり、お小遣い稼ぎに在宅でできる副業をする余裕があるくらいに時間に余裕が生まれたので充実した毎日を過ごしています。
趣味と仕事の両立はできないと自分でも思っていましたが諦めずに転職活動を行なって良かったと思っています。 そして私のような経験が浅いものでも製薬会社に転職することができたのは本当にタイミングが良かったからだと思っています。
企業勤務 (27歳男性)