薬剤師に必要な英語の発音のために

薬剤師に必要な英語の発音のために

今後の英語の必要性を感じて

私は大学を卒業後、地元の調剤薬局で働き始めました。薬局にやって来る患者さんは全員日本人。私の生活の中で日本語以外の言語を使うことはありませんでした。でも、そんな生活がある日一変しました!薬局の近くにあった大きな工場が工場の規模を拡大することになり、たくさんの外国人労働者が雇われたのです。主にブラジル、アルゼンチンの方達でした。みんな英語で会話しているようでした。近くの大手スーパーに行けば外国の方が集まって話していたり、外国人が町の中で見かけるのが普通の出来事になりました。

そして、私が務める調剤薬局にも外国人の患者さんがポツリポツリとやってくるようになり、慣れない日本での生活で体調を崩す人も多いのかどんどん増えていきました!日本に来る前に研修があるのか、片言の日本語は話せるのですが、それは工場内で必要な日本語が中心のようで、体調を崩した時に使う単語などは堪能ではない方が多く、やはりとっさに出てくる言葉は地元の言葉or英語でした。身振り手振りや筆談なども交えて何とか伝えてきました・・が、薬剤師にももっと英語力が必要だと感じました。

日本語の分からない外国人の患者さんは今後ももっと増えてくると思いますし、言葉が通じないだけで、症状や薬剤の説明を十分に聞き取ることや説明することが出来ずに患者さんの不安を解消してあげることができなかったら薬剤師としての責務を果たしたことにはなりません。なので、薬剤師として必要最低限の英語を話せるようになろうと決意したのです。

発音チェックのためにオンライン英会話を利用

ですが、薬剤師にとって必要な英語の能力は「どんな英語もペラペラ話せる」というレベルではなく、患者さんの日常の習慣や症状を聞き取るためのちょっとした日常会話、そして薬剤名やその薬の効果・効能・副作用などを正しい発音で話せる能力です。英語の勉強法は、私は最初は独学で進めていきました。英語からはすっかり遠ざかっていたので、中学時代からの英語の教科書や参考書を引っ張り出して、英単語や英文法を学び直しました。正直英語は苦手な教科でしたが、必要となると人間何とかなるものです。ただ、発音となると独学では自信が持てずにいました。

自分では発音記号通りに発音しているつもりなのですが、本当に自分が発音した”音”が正しいのかどうか、外国の方にも理解してもらえるのかどうかは分からないものです。ヒアリングやスピーキングを鍛えるには、思い切って留学でもできれば理想的なのですが・・患者さんが増えて仕事量が増えた職場を辞職することはできません。駅前留学でもしようかと考えていましたが、とにかく授業料が高いのです!1時間にも満たない授業時間で1万円近くかかる・・。できれば回数をこなしたいのに、週に2回授業に行くと月に8万円くらいかかります。

そこで色々調べた結果、オンライン英会話スクールを利用することにしました。趣味でネットゲームをよくやっていたので、スカイプなどの設備は整っていました。オンライン英会話の特徴は何と言っても安い!そして場所を選ばない!時間もかなり融通が利きます!なので、忙しい、あまりお金をかけられない方にオススメのサービスだと思います。私はそこで発音のチェックをしてもらっています。とにかく英会話は慣れ!目的があって場数を踏めば必ず上達しますよ!


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