病院からドラッグストアの薬剤師へ転職を果たし月給もアップしました

病院からドラッグストアの薬剤師へ転職を果たし月給もアップしました

転職のきっかけは病院以外の場で活躍したいと思ったこと

病院の調剤薬局で薬剤師として9年ほど働いていました。 薬剤師としてはまだまだ未熟者ですが中堅の扱いになり、現場では任されることも多くあり仕事にはやりがいを感じていました。 薬剤師になった当初は人と関わる機会も少なく、自分が行ったことに対しての結果を目で見て得られる仕事ではなかったのであまり好きではありませんでした。

患者さんと直接関わる機会はありますが、薬剤師は信頼関係を築いて退院までを見送るという過程を経験することができないのでやりがいの実感が薄いと感じていたのかもしれません。 しかし、続けていくうちに薬剤師が患者さんの薬の安全を守り、医療に関わる大切な役割を担っているのだと実感することができ楽しさも感じていました。

薬剤師としてのキャリアは9年ですが、このまま病院の調剤薬局でキャリアを積むことに対して自分の中で疑問を感じ始めました。 病院でのキャリアアップも大事ですが、自分はこのままで良いのかという思いが心の何処かにいつも存在していたのです。 悩みながら答えを見つけようとしているうちに、病院以外の薬剤師が活躍できる場所で働いてみたい、という思いが芽生え始め転職をすることを決意しました。 現在では昔と比べてドラッグストアや薬局が増えているので薬剤師が活躍できる場も広がってきています。

ネットで薬剤師の求人を探しているとドラッグストアでの薬剤師募集が多く、内容も非常に魅力的に感じ、病院勤務と違って給料がかなり高いことが驚きました。 病院勤務の薬剤師の平均年収と比較してもかなり差があるので、ドラッグストアで見かける薬剤師はこんなにももらっているのかと思ってしまいました。 また、全国展開されているドラッグストアも多く私が住んでいる近所だけでも3つはあるので様々な場所で働けることも魅力に感じました。

病院以外の場所で働きたいと考えていた私にとって、ドラッグストアで薬剤師として働くということは理想の形であり是非実現させたいと思いました。

ついにドラッグストアで薬剤師として働くことを実現

転職活動では色々な企業を見て自分に納得のいく場所に決めました。 半年ほど時間はかかりましたが、失敗はしたくなかったので時間をかけて決めることにしました。

現在では全国展開を行なっているドラッグストアの薬剤師として働いていますが、一番のメリットは以前と比較して給料が上がったことです。 あとはお客さんに直接説明などを行う機会が増えたのでコミュニケーションが楽しいことです。

ドラッグストアは病院とは違って薬剤師の数が少ないので、私と先輩の2人だけでシフトを回していかなければなりません。 給料が高い分、背負う責任も重くなりました。 そして病院とは違う知識も新たに必要になります。 院内処方と市販薬は成分も違いお客さんにわかりやすく説明をしなければなりません。 最初のうちは知らない市販薬も多く覚えることが大変でしたが、今では慣れて説明もスムーズにできます。

病院時代の院内薬局では処方箋どおりに調剤を行い患者さんのいる病棟へ薬を送ることがメインで行っていた作業ですが、ドラッグストアではお客さんの症状や解決したい事柄に合わせて薬の提案を行います。 自分の知識と判断で行うのでアレルギーの有無などのヒアリングから必要になってきますし、そのあたりが責任の重さだと思います。

お客さんに提案をしたり、ヒアリングを行ったりする中で次に会った時に「あの薬よかったです。効きました。」などの声をもらうこともあり、自分のモチベーションにもつながっています。 お客さんとの直接的な関わりが楽しくもっと良い提案ができるように頑張ろうと思えます。

現在はドラッグストアも増え薬剤師募集の求人も多く出ていますが、私が転職を果たして思ったことは病院で培った経験があったから自信を持って転職ができたということです。 ドラッグストアでは新卒の求人も多数ありますが、病院で扱う薬剤の知識を学んで転職する方が選べる選択肢も多くなります。


ドラッグストア勤務 (35歳男性)のレビュー

ドラッグストア勤務 (35歳男性)

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