夜勤専属看護師として働き夜勤手当で資格取得を目指しています

看護師として働き出して5年が経ちました。病棟は一般病棟で看護師としてのキャリアを積み少し自信がついてきたところです。後輩も入ってきて指導を任されるなど忙しい日々を送っていましたが、私にはある夢がありました。 それは助産師になりたいという夢です。

看護師の夢は実現したが、まだ諦めることができず悩む日々

学生時代は看護の専門学校だったため看護師の資格だけを取得して働き出しましたが、ずっとどこかで憧れていた助産師の夢は諦めきれませんでした。 看護師の実習時代に経験した産婦人科の実習で出産の素晴らしさと命の誕生に携われる感動を看護師になった今でも忘れられられずにいました。

今でも看護師としてのやりがいは感じていますが、5年のキャリアを経てこれからの目標を考えると自分のやりたいことの中に助産師になりたいという思いが大きくなってきていたのです。 しかし、助産師になるには助産師学校に通い研修を経て国家試験を受けなければなりません。 今から学校に行くとなると時間もお金もかかり、仕事をやめて学生になることも考えましたが看護師の仕事は続けていきたいと考えていました。

現在の状況だとフルタイムで入っているので日勤夜勤のどちらも勤務しているシフトなので学校に通うことなど難しく仕事を辞めてしまうと収入が減ってしまうため悩んでいました。 ある日師長と面談をする機会があり自分の考えている思いを伝えると師長は私の思いに反対せず、私の夢を応援してくれることになりました。

学生と仕事を両立したいという私の思いを考慮して夜勤専属で働くことを提案してくれました。 夜勤専属であれば日中は学校の授業に参加することもでき、夜勤手当ももらえるので収入も減ることはありません。 現在の職場でシフトを考慮してもらえるとのことだったので転職もすることなくすぐに学校に通うための準備に取り掛かることもできるので良い提案でした。

学校の授業と夜勤専属スタッフとして両立が実現

私の助産師学校に通いたいという夢を応援してくれた師長の提案を受け、学校に通いながら夜勤専属スタッフとして働くことにしました。 夜勤ばかりで身体がしんどいのでは、とよく言われますが私は夜勤の方がリズム的には合っていたのであまり苦にはなりませんでした。 どちらかというと夜勤明けの日勤として出勤する方が身体のリズムが崩れ体調もすぐれないことも多かったので夜勤なら夜勤のみの方が働きやすいと思いました。

今では日中は授業に通い夜は夜勤で勤務をしている状態で、なかなかハードな毎日を送っていますが自分のやりたいことをしているので充実しています。 実習などが入り忙しい時はシフトも調整してもらい、比較的余裕がある時はシフトも入れてもらいながら病院全体がバックアップをしてくれているので順調に進んでいます。

収入の方は夜勤手当が入るので以前のシフトと変わりなくもらえているので良かったです。 私の病院では夜勤手当が他の病院より少し良いので夜勤手当でほとんど稼いでいる状態です。

ずっと夢を諦めきれず悩んでおり、学校と仕事の両立ができるのか半信半疑に思っていた時もありますが、実際にやってみると今のところ両立できているので良かったです。 夢のために病院を辞めて専念することもできたと思いますが、病院全体がサポートしてくれる環境にあり師長などに相談をして決めて良かったと思います。

夜勤明けの授業はたまにしんどいと感じる時もありますが、学校に通っている人の多くは臨床経験のない新卒の人が多いので助産師になるにあたって今のキャリアと経験は役に立つと思っています。 臨床に出てキャリアがあるからこそ活かしていけることもあるので楽しく助産師の勉強に役立てています。

一度は諦めようと何度も悩みましたが、自分のやりたいことを諦めずに叶えたいという思いと師長をはじめとする病院のサポートもしてもらえたおかげで実現することができました。 夜勤専属という柔軟な対応をしてもらえたので新しい働き方もできるということが分かりました。