看護師ですが、患者さんからのセクハラに悩んでいました

看護師ですが、患者さんからのセクハラに悩んでいました

エスカレートするセクハラに我慢をしていました。

病院で働きはじめて2年目のまだまだ新人の看護師です。 業務にはやっと慣れてきましたが自信が持てないこともあり日々勉強に励んでいます。 最近では1人で任されることも多く受け持ち患者さんも先輩と同じように受け持ち業務に携わっており、1人で対応することに慣れなければと奮闘しています。

2年目ですが新人看護師ということもあり、患者さんも気軽に話してくれコミュニケーションが楽しく看護という仕事にやりがいも感じていました。 ほとんどの業務を1人で任されるようになったことも嬉しいですが、悩みも出てきました。 患者さんの中には老若男女の様々な人がいますが、ある男性患者さんからのセクハラが悩みの原因でした。

最初のうちは何もなかったのですが、受け持ちになり訪室すると必要以上に手を握られたりナースコールで呼び出されて話し相手をしたりと言った程度でした。 私も患者さんが寂しいのだと考えできるだけ頻回に訪室したり、できる限り患者さんの話を聞くなど積極的に関わっておりセクハラだと感じることもありませんでした。

1ヶ月ほど経った時からナースコールで呼び出されることは変わりありませんでしたが、トイレ介助で自分で出来るのに介助を要求されたり、処置中にお尻を触られたりすることもありました。 最初は気にしていなかったのですが、そのようなことが重なると自分でも気持ちが悪くなってきてしまいその患者さんとの関わりが辛くなってきたのです。

次第にその患者さんを避けるようになったのですが、先輩などに相談することもできずただ1人で我慢をするしかなかったのです。 他に同じような体験をした人がいれば心強いと考え、同期などに聞いてみましたがセクハラをされているのは私だけのようでした。 誰にも相談することができない日々が続き、だんだん仕事に対してもモチベーションが下がってしまい1人で抱えていることに対して限界を感じていた時に先輩に相談をする機会がありました。

相談をしたことにより病棟全体で対策と解決が実現

今では誰にも話すことができず1人で悩んで我慢をしていましたが、先輩に話す機会があり勇気を出して患者さんからのセクハラに悩んでいることを告白しました。 毎日が辛く看護師を続けいくことも悩んでいたほどだったため話している時は涙が出てうまく話せませんでした。

先輩は私が悩んでいることを主任と師長に伝えてくれたので病棟全体の問題として扱ってもらえることになり、月に1度病棟で開催される詰所会で対応と対策などの解決策を話し合い病棟全体でセクハラに会った時はすぐに相談を行い、師長から患者さんへの注意などの対応をしてもらえることになりました。 私は問題の患者さんとは関わる機会を少なくしてもらいセクハラの被害も減少したので仕事に集中することができました。

セクハラ問題となるとなかなか相談しにくいと思っていたので1人で悩んでいましたが、師長や先輩にはあなた以外にも被害が出る可能性があるからセクハラ以外にも患者さんからの対応に困ったらすぐに相談をすること、と指導をもらいました。

結局今回は私以外にセクハラ被害にあった人はいませんでしたが、これから同じようなことがあるかもしれないので良い教訓になったと思います。  

女性看護師の中には私と同じように男性患者さんからセクハラなどの行為を受けて悩んでいる人もいると思いますが、セクハラと看護は違います。 患者さんだからといって我慢をしてしまうと患者さんからのセクハラ行為はエスカレートしてしまい解決にはなりません。 被害にあったらまずはすぐに信頼できる先輩など周りの人に相談をし上司に対応してもらうことが一番の解決です。

私も新人看護師ということで1人で対応できず悩んでいましたが、すぐに相談することが解決だと経験しました。 セクハラにあって辛い思いをしている人も相談しにくい内容ですが、1人で悩まないでください。


病院勤務 (24歳女性)のレビュー

病院勤務 (24歳女性)

看護師として続けていくために残業が少ないところへ転職しました
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夜勤専属看護師として働き夜勤手当で資格取得を目指しています
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