看護師の夜勤生活は体調を崩しやすくかなりつらい!

看護師の夜勤生活は体調を崩しやすくかなりつらい!

夜勤のある病院に勤務していたら生理不順に!

私は看護学部卒業後、かなり規模の大きい総合病院に勤務し始めました。3交代制で夜勤に入る日も多く、準夜勤からの日勤、または日勤から深夜など、家に帰ってもまたすぐに出勤するという勤務体制がつらいんです! 当直医師へ報告すべき事態かそうでないかの線引きも難しい、認知症の患者さんの姿が消えて病棟中を探しまわったり、もうすぐ帰宅時間だ、という時に救急搬送されてくる患者さん・・とにかくつらい。

それぞれの勤務時間が定時で終わることなどほとんどなく、仮眠を取る時間もままならないこともあります。やっと病院から出た時、朝日を浴びて、「このまま灰になりそう・・。」って感じることがよくありました。

病院で駆け回っていてふと時計を見た時に、「あれ?今は朝5時?それとも夕方の5時?」など、日が長い夏など本気で分からなくなることもありますし、やっと寝れる!とベッドに入っても、眠いのに疲れているのに眠れない、職場の夢を見てしまったりして眠りが浅いことが増えてきました。睡眠障害だったようで、慢性的な睡眠不足で風邪も引きやすくなりました。

それでもシフトに穴は空けられない!その一心で、風邪薬と栄養ドリンクとサプリメントとを飲み干して、微熱程度なら出勤!微熱の定義も37.5度まで、から38度までなら微熱と考え、その内身体が動くなら大丈夫、という考えに!ひどい生理不順と生理痛に悩まされるようになりましたが、それも薬で抑え込んでいました。

妊活を理由に日勤のみの勤務にしたところ、無事に妊娠!

看護師として働き始めて4年目に結婚したのですが、夫婦で子供を望んでいたにも関わらず3年経っても妊娠せず、心のどこかで、この睡眠時間が満足にとれない生活のせいでホルモンバランスが乱れているんだろう・・と、うっすら気付いていました。

30歳も目前になった時に、妊娠にはタイムリミットがあるのだからこのままではマズイ!と感じ、辞職を申し出たのです。人手不足だったため猛烈な引き留めに遭い、それでも妊活のために一度生活を改めたい、ということを伝えた所、日勤のみの勤務に切り替えてくれたのです。

みんなが夜勤に入っている中とても申し訳なかったのですが、職場の同僚ナースは理解を示してくれました。日勤のみの病院に転職しようかと求人サイトを覗いたりもしていたのですが、人間関係に恵まれていたことに本当に感謝しました。

日勤の仕事のみになった所、(給料はガクンと落ちたものの)体調はみるみるうちに良くなり、生理も毎月くるようになり、生理痛も嘘のように軽くなりました!

そして、半年後、妊娠することができたんです!8か月まで働いて産休へ、無事に息子を授かりました!本当に嬉しくて嬉しくて!やはり夜に寝る、というのは健康や心身にとって大切なことなのだと心底実感しました。でも、病気の発生は昼夜問いません。夜勤はつらいものですが、夜勤の看護師は絶対に必要な存在なんです。私も育児が一段落着いたらまた夜勤にも入り、妊活中そして妊娠中、私を支えてくれた周囲に恩返しをしていきたいと思っています。


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