特定看護師になるには?

特定看護師になるには?

特定看護師の働き方を見て感銘を受けて

私は、大学の看護学部を卒業後、そのまま付属の大学病院へ就職しました。そのままずっと15年間、結婚をしたり、出産をしたりしましたが、今も看護師として働いています。

元々は祖父が患っていた透析看護の分野に興味がありました。透析患者さんのケアをしてあげたい、と思い、腎臓内科に希望を出して勤務していたのですが、子供が生まれ、小児喘息を患っていたことで小児の分野へも興味が湧いてきて、現在はかなり長く小児科に勤務しています。

元々それほど子供が好きだった訳ではないのですが、子供を持つと街行くすれ違うだけの子供もみんな可愛く思えるから不思議です。

もちろん小児科に勤務するからには「子供が好き!可愛い!」という気持ちだけでは務まりませんが、少しでも病気と闘っている子達や親御さんの気持ちに寄り添いたくて、5年間の実務経験を積み、小児救急看護の専門分野の認定看護師の資格を取得しました。認定看護師として充実した日々を送っていましたが、私が認定看護師になって2年目、2016年に特定看護師が誕生したのです。

そして、小児看護を専門とする特定看護師さんの1人と一緒に仕事をする機会に恵まれたのです!医師と同じ目線、同じ思考で専門的な会話をしている特定看護師さんを見て非常に感銘を受けました。

例えば、気管カニューレを挿入している幼い患者さんがいた場合、小児科で診察して耳鼻科で気管カニューレを交換するのではなく、小児科の医師と特定看護師で同時に処置を行うことができれば、患者さんもご家族もぐっと楽になります。特定看護師さんの働きぶりを見て、私も特定看護師を目指したくなりました!

特定看護師を目指して日々勉強中です

特定看護師になるためには、

抗議はe-ラーニングで行われることも多いため、バックアップ体制が整っている職場なら働きながらでも何とか研修を受けることができるようです。特定看護師になるためには、認定看護師からもさらに遠い道のりですが、研修を受けることで、医師の指示なしで医療行為を行える看護師を超えた看護師、スーパーナースになれるのです。

私は今後、在宅医療分野が今以上に重要になるのではないかと考えているのですが、在宅訪問した時「次に先生が来たら詳しく診察しましょうね!」と言われて数日経つというような不安な現状が改善され、その場で看護師が対応できる、というように、特定看護師は在宅医療分野でのニーズが高まるのではないかと推測しています。

私の処置で1人でも多くの患児さんを少しでも楽にしてあげられたら、という想いで日々勉強中です!厚生労働省は、2025年までに10万人を超えるの特定看護師を養成をする計画なのですが、10年切った現在ですら認定看護師や専門看護師の人数は1万人ちょっとなので、これは無謀な計画のような気がします。

それでも少しでも特定看護師が増えてくれたら・・と思わずにはいれません。 あと3年したら私も特定看護師になるための研修を受講しようと思っています。


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