看護師の年収は地方に行くと激減します!
都内の手当等が手厚い総合病院に勤務していた頃のお給料
私は結婚前、都内の総合病院に勤務していました。人間関係にも恵まれ、厳しくも頼もしい先輩の元でスキルも磨くことができ、看護師としての自分の成長を感じることができ、仕事は激務でしたが、やり甲斐を感じながら楽しく働いていました!
実はこの頃、お給料に関しては特に気にしたことはありませんでした。実家生活だったこともあり家賃はかからず、お金に困ったこともなく、他の職種と比較したこともなかったのですが、この時はかなり恵まれていた、ということに後で気付きました。
残業代がしっかり出る、夜勤手当もしっかりつく(しかも高め)、交通費、危険手当etc基本給も高く、色々込みで35万円程いただいていて、しっかりと貯金も出来ていました。
地方の病院に勤務し、給料の地域格差に愕然!
頑張って試験をくぐり抜けた甲斐があった!さすがの国家資格!・・だと思っていたのも結婚するまで。社会人6年目で結婚した主人の転勤が決まり、地方に移り住むことになったのです。
愛着のある職場を辞職することになり寂しかったのですが、でも看護師はどこでも引く手あまただから・・と、楽観視していました。引っ越してしばらくして生活が落ち着いた頃、求職活動をしたのですが、基本給の安さにビックリ!
都会に比べて色々と生活費が安いのを割り引いても安い!どこも元の職場を超える基本給の病院はなく、その中でも割と高めの基本給の病院へ入職することになりましたが、残業代がつけにくい雰囲気だったり、危険手当がつかなかったり、夜勤代が安かったりで、しかも私は生まれて初めて実家を離れて‘家賃’というものを払うことになったものあり、(2馬力で稼いでいるので生活に困るようなことはありませんでしたが、)それでも月々の貯金額も激減して、初めてお金を気にする生活を余儀なくされました。
色々調べてみた所、ナースの平均年収は519万円(准看護師はこれより70万円程低いそうです)という記事を見つけました。さらに看護師の年収と労働者全体の年収推移のデータを見てみると、看護師の年収が常に上回っていますし、年代別に見ても、世の中の女性労働者よりはるかに給料が高いという結果でした。
女性の全職業70種類の平均年収ランキングでは11位。何と弁護士よりも上だったんです。(「いくら高給でもこんなに激務じゃ割に合ってない!」というコメントもありましたが・・。)
今働いている病院の給料を時給に換算してみると、都会のコンビニ(深夜)バイト並みの給与だったので、看護師以外の職種への転職も考えたのですが、このデータを見て思い止まりました。やはり看護師というのは恵まれているようです。
給料アップするには、専門看護師になる・認定看護師になる・看護師長になるなど管理職に就く(基本給は上がるけど、残業代がでなくなるそうですが)・手当の多い病院へ転職する、などの方法がありました。専門性を高めるのは一朝一夕でできることではないため、現状を打破するために求人サイトに登録して担当者さんに様々な病院の内情を教えてもらった上での転職を考えています。
病院勤務 (29歳女性)