救命で働く看護師になるために

救命で働く看護師になるために

少し前まで、大学病院の外科病棟に勤務していました。外科を希望した理由は、私は看護師を目指した時から救命救急センターで仕事をしたいと思ってたからです。できればフライトナース(ドクターヘリに同乗し、救急看護を行うナース)にもなりたいと思っていました。

外科に勤務し、的確な処置ができるように

フライトナースは救命での経験実績が5年以上、というのが必須要件のため、早いうちからから救命看護師になりたいと思い、最初はもう新卒ですぐに救命救急センターに勤務するつもりでしたが、周囲に話を聞くと、1年目から救命勤務というのは知識や経験が0でキツイ、外科・循環器・ICUなどで2-3年くらい修業した方が良い、という意見を聞きました。

とにかく忙しい現場なので、ゆっくりと後輩指導に割ける時間がないとのことでした。確かに1年目からいきなり救命は難しいかもしれない、と思い、経験を積み、いずれは救命救急センターへ転属を希望することにしました。そこで、救急対応の経験を積める外科勤務の看護師を希望したのです。(学校の先生に質問したり、救急看護師のタグがついたYahoo知恵袋の質問とその回答なども参考にしました! )

救命救急での看護師の役割は、的確で素早い救命処置を行い、患者さんの命を救うこと!即戦力のある人材として勤務するため、外科病棟では常に知識を吸収するように心掛けていまました。外科病棟は、虫垂炎の子供から骨折してしまった高齢者まで様々な年齢層&症状の方がいて、この辺が救命救急センターと似ていたと思います。処置の経験をたくさん積めたのも良かったです!そして、外科病棟に勤務してから3年後、念願の救命救急センターに配属されたのです。

憧れの救急看護師へ!

頭では分かっていましたが、救命救急センターに運ばれてくるのはすでに命の危機に瀕した重症の患者さんです。こんなことを言ってはいけないのですが、助けられない命も救急搬送されてきます。それでも救命処置を行い、患者さんの命を救わなければいけないんです。 家族の悲鳴が響き渡ることもしばしば。そして、外科で色々な患者さんを見てきたつもりでしたが、救命救急センターには外科だけでなく内科、循環器科など分野が全く違う患者さんが搬送されてくるため、何を診るべきなのかも分からず、パニックになったこともあります。

少し来るのが早かったのかもしれない・・と一瞬思ったのですが、やっと配属になった憧れの職場です!余裕のある時に先輩に質問したり、日本救急看護学会のセミナーなどに参加して、専門の知識や技術に関する情報収集を心掛けたり、災害医療現場の知識やトリージなども学びました。救急の現場では広い知識・技術が必要なものの、命を救うためのものに特化しているため、広く浅く・・といった感じです。

現在2年目でやっと戦力になれたように感じています。フライトナースまではまだまだですが、夢だった職場で働けて毎日がとても充実しているのを感じます!ゆくゆくは救急看護の認定看護師の資格も取得したいですね。


病院勤務 (28歳女性)のレビュー

病院勤務 (28歳女性)

手術室看護師給料は職場によって全然違う!
手術室看護師給料は職場によって全然違う!
看護師求人の年齢制限について
看護師求人の年齢制限について