薬剤師の転職回数って、多いと不利になるのでしょうか?

薬剤師の転職回数って、多いと不利になるのでしょうか?

女性の場合、大学を卒業して薬剤師になり、それからしばらく働いていても結婚や妊娠、出産というライフイベントもあるので、薬剤師という仕事をやめてしまうこともありますよね。

職場で育児サポートの協力があれば結婚後に産休などを取ることも可能ですが、実際は、大手のところだと福利厚生や支援制度も整っているかもしれないけれど、小さなところは、産休を取ったら、その分人員が減る、そしてほかの人に影響が出る。新しい人を確保するためにやめてほしいなど無言のプレッシャーをかけられてしまうことだってあるのです。そのために辞めざるおえない時もあるのです。

産休を取るのに苦労した友達の薬剤師の話を聞いて

実際に友人の中には調剤薬局で働いている時に、産休を取りたい旨を伝えたら、上司と話し合いを何回も重ねることになり、結局そのプレッシャーに耐えられずやめてしまったという人もいます。

また薬剤師は専門職だから、辞めることは怖くないと思ってしまうのです。国家資格だから、辞めてもまたすぐに働けるという需要さが関係しています。でもね、人生のイベントのたびに働き方を変えていたらどうなるでしょうか?結局、退職の数が多くなり、次に転職をしたいと思った時に、履歴書に書く職歴が人一倍多くなってしまうこともあるんです。

薬剤師が転職をする場合に限らず、どの職業でも転職の回数が多いと、この人は、何か仕事上の問題があるのではないか?とか、人間関係でトラブルを起こす人なのではないか?と、面接の人事は考えてしまいます。また転職歴が多いと、また嫌だったら、すぐにやめるのではないかと思われて、少し不利になるんですね。それが一般の転職におけるデメリットなのです。

転職回数が多いのは、もしかしたら、家庭の事情があって、どうしようもないことかもしれませんよね。また自分のスキルアップのために必然的なことかもしれません。しかし、転職の面接のときは、まず履歴書などで判断をするために不利になるのです。話を聞いたら理解させるだけの理由はあるにも関わらず。

そんな転職回数が多いけれど、それが不利にならず転職を成功させた友人もいます。それが転職サイトを利用した転職活動だったのです。友人は産後の復帰として働きやすい場を探していました。でも一度目の面接では不採用。その理由は、これまでの転職の多さではなく、子供が小さいので、病気等で急に休まれたりする可能性がある、だから小さい事業所、従業員が限られているところでは受け入れられないということだったのです。

でも、これって自分の薬剤師の能力には全く関係がないことですよね。家庭の事情はありますが、保育園や育児サービスを利用しようと思っていた友人にはショックだったようです。何しろ自分のこれまでの実績が何も生かされていないのです。

転職を使って有利に転職活動

そこで頼んだのは、転職サイトです。ここではまず転職の多さは不利にはならないといわれたそうです。そして履歴書の指導から転職活動が始まりました。また友人は履歴書に、退職理由を一身上の都合のためと書いていたそうですが、ここをアドバイスにしたがって、具体的に書くようにしたということです。

例えば出産のため、転居のためなど。こうすると一目瞭然で相手に訴えることが出来ます。そして転職活動をはじめて約3か月後、彼女は面接を受けました。その面接のポイントは、担当者の指導で、長く働きたいということをもうアピールしたそうです。そして彼女は希望通りのところに就職できたのです。

転職の回数が気になる人は、その転職理由を具体的に表示することが重要です。また自分で探すのは無理でも、転職サイトだったら、情報量が多く探しやすいのです。また転職の回数が多くても、面接で長く定着して働くことをアピール出来たら採用率も高まるのです。


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