薬剤師さん必見!残業が少なく、プライベート時間が取れる、職場探し5つの秘訣

薬剤師さん必見!残業が少なく、プライベート時間が取れる、職場探し5つの秘訣

残業は少なく、家事・育児と仕事を両立させたい、プライベートも大事にしたい、そんなママさん薬剤師が働きやすい職場を探すなら、営業時間と残業の有無の確認は必須です。夜遅くまで営業している、明らかに働く薬剤師の数が少ない、患者さんが途切れることない、この様な特徴が当てはまる店舗は要注意です。

パート勤務か派遣薬剤師での勤務なら土日祝の休みが取りやすいです。特にオススメなのはパートより時給が高く、時間や曜日の融通がききやすい派遣薬剤師です!派遣でなら残業もありません。

大手チェーン薬局やドラッグストアなら、産休・育休制度が充実して実績もあり、職場復帰もスムーズです。有休消化率が80%以上で、薬剤師の人数が確保されている職場ならママさん薬剤師も安心です。

店舗内の薬剤師数や一日の処方せん枚数にも注意!薬剤師が少ない職場や処方せん枚数が多すぎるところでは、休みが取りにくかったり残業が多かったりするかも……応援要員の有無や年間を通じての処方せん枚数もチェックしましょう。

プライベートを重視したいママさん薬剤師には、土日休み・残業なしの総合病院の門前薬局や、派遣薬剤師で働くのがオススメ!薬剤師の転職サイトを活用すれば、希望に沿った職場を見つけられますよ!

営業時間・残業の有無を確認すること

薬剤師免許を持っていれば安定して職に就くことができるため、結婚・出産後も働く薬剤師さんは多数います。でも、家事や育児をしながら仕事も頑張るのはやはり大変ですし、ましてや自分の時間も確保したいとなると、なかなか難しいのではないでしょうか。

特に小さなお子さんがいるママさん薬剤師となると、お子さんの体調や幼稚園・保育園・学校の行事などが最優先で、仕事と折り合いをつけるのも一苦労するのでは?家事・育児と仕事を両立させつつ、自分自身のリフレッシュも大切にしたいですよね。

そうなると、まず重要になってくるのが職場の営業時間や勤務形態の確認です。クリニックの門前薬局やドラッグストアは遅くまで営業することがあり、週に何日かは閉店時間まで残らないといけない、などの条件がつくこともあります。

お子さんのお迎えや夕食の準備などを考えると、門前クリニックの午前診の終了までや15〜16時までで働くのが理想的ですが、この時間帯の勤務を希望するパート薬剤師も多く、応募しても断られることも。

また、残業の有無も重要です。勤務時間は決まっていても、患者さんが途切れなかったり、薬歴記入が終わっていなければ、残業しなければならないこともあります。駅前や繁華街など、人が集まりやすい場所での勤務は忙しく、残業も起こりやすいと言えます。

土・日・祝休みの職場を選択すること

土日や祝日は幼稚園や保育園、学校のイベントが入ることもありますし、家族での外出や旅行の時間も大事にしたいなら、やはり土・日・祝日にちゃんと休める職場を選びたいところですね。

そうなると、病院・調剤薬局・ドラッグストアのいずれも、正社員では土日祝を確実に休みにするのは難しいかもしれません。ほとんどの病院、調剤薬局が土曜日も営業していますし、ドラッグストアにいたっては日曜、祝日も開店している店舗が多いです。

その点、パートで働くなら土日祝の休みは取りやすいでしょう。あらかじめ土日休みを希望する旨を提示しておきましょう。ただ、収入面ではやはり正社員で働くよりは下がってしまいます。

時間や曜日の融通がきき、パートより時給が高いのは派遣薬剤師です。3ヵ月や半年、1年間などの契約期間に、土日休みや残業なしなど、希望の条件で働くことが可能です。双方の合意があれば、契約期間を更新することもできます。

どうしても正社員での勤務を希望するなら、製薬会社や医薬品卸の管理薬剤師など、企業勤務も候補に入れてみましょう。調剤薬局など一般的な薬剤師の仕事に比べて求人は少ないですが、正社員でも土日休み・残業なしで働くことができます。

産休・育休取得実績のある職場、有休消化率80%以上の職場を選ぶこと

産休とは、出産予定日の6週間前と産後8週間取得できる休業のことで、雇用形態に関係なく誰でも取得することができます。育休とは産休明けから子どもが1才になるまでの育児休業のことです。取得のためには同一事業主に1年以上雇用されている、などの条件があります。

薬剤師は女性が多いとはいえ、産休・育休の取りやすさは職場によって違ってきます。中には、育休後に復帰しようと思ったら、もともと居た店舗には戻してもらえず自宅から遠い店舗に異動させられ結局退職した、という事例もあります。制度はあっても理解が至らない現場では困りますよね。

中小規模や個人経営の薬局ではそもそも人手が不足していて、育休の申し出を嫌がられたり、育休後の職場復帰を断られる場合があります。大手チェーンの薬局やドラッグストア、企業などは育休制度が充実していて取得実績もあり、職場復帰もスムーズにいきやすいようです。

また、有給休暇の使いやすさも大事ですね。労働者の権利とはいえど、まだまだ使いにくい雰囲気の職場、病気や冠婚葬祭でないと使わせてくれないような職場があるので注意しましょう。

有給休暇の使いやすさの目安として、有給消化率があります。有休消化率が80%以上で、薬剤師が充分な人数確保されているような職場であれば、休みも取りやすいでしょう。主婦層のスタッフが多く、ママさん薬剤師への理解があるところならなお安心です。

薬剤師数・処方数を確認すること

ママさん薬剤師に限らず、やはり人手が足りない職場や忙しすぎる職場では休みを取りにくいですし、例えばお子さんの急な体調不良のために早退するにも、イヤな顔をされてしまうかもしれません。

もちろん、お互いに気持ち良く働いていくために、急な休みや早退の際には職場のスタッフへの感謝とアフターフォローが不可欠でしょう。その上で、家庭の事情でやむなく休んだり早く帰ったりしやすい職場を見極めましょう。

まず一つには、職場の薬剤師の人数が一定数確保されているかどうかです。小規模の薬局ですと、薬剤師1〜2人と事務員1人だけ、といった少数で営業している店舗も少なくありません。こういった店舗では当然、一人が抜けると負担が大きくなってしまうでしょう。

大手チェーン薬局やドラッグストアでは、応援要員として他店舗から薬剤師がヘルプに来てくれる、という場合もあります。店舗内に薬剤師が多数いるかどうか、あるいは応援に来てくれる薬剤師の有無はしっかり確認しておきましょう。

また、一日で受け付ける処方せん枚数も確認しましょう。一日の処方せん枚数が薬剤師一人あたり40枚を超えてしまうような忙しい店舗も多いです。また、繁忙期とそれ以外で枚数に差があるような薬局もあるので、一年を通しての推移も確認しましょう。

総合病院併設の調剤薬局か、派遣薬剤師を選択すること

これらのことをまとめると、プライベートを大事にしたいママさん薬剤師が働きやすい職場の一つとして、まず総合病院の門前薬局があげられます。大きな病院の門前薬局であれば、正社員でも土日休みが比較的多いからです。

調剤薬局は隣接する医療機関の休みに合わせるのがほとんどで、土日に外来受付をしていない総合病院であれば、その門前薬局は土日休みになりやすいです。また、営業時間も17時ぐらいまでで残業もないことが多いです。

正社員にこだわらないなら、派遣薬剤師として働くのがオススメです。パートよりも時給が高い上に時間・曜日を指定して働けて、残業もありません。規定を満たせば有休や産休・育休も使えます。

総合病院の門前薬局への転職や、派遣薬剤師としての就業をお考えなら、薬剤師専用の転職サイトを活用しましょう。ママさん薬剤師の希望に沿った転職を、専任コンサルタントがサポートしてくれます。

正社員での転職か派遣で働くかを迷ったときは、複数のサイトに登録するのもオススメです。サイトごとに病院や薬局、企業に強いなどの特徴があったり、派遣薬剤師の案件が豊富だったりと、それぞれ違いがあります。ママさん薬剤師の転職実績が豊富なサイトなら安心です!


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