薬剤師の調剤薬局への志望動機の書き方について

薬剤師の調剤薬局への志望動機の書き方について

私が薬剤師になろうと決めた理由は、就職に困らないから、結婚後も復帰しやすいから、子育てしながらでもパートとして働きやすい上に時給が高額だから・・という完全に100%自分のためでした。

履歴書の志望動機の書き方に困り・・

「患者様のために!」「病気の人を自分の調剤した薬で治せたら嬉しいから。」などという高邁な精神は(申し訳ないのですが)これっぽっちも持ち合わせていませんでした。友達に聞いてみたのですが、みんな似たり寄ったり、「医療系が良いと思ったけど、医者になるほど偏差値なかったし、看護師はキツそうだし・・。」という友人もいました。

そんな訳で、就職活動の際の履歴書の志望動機欄にはどんな書き方をすれば良いか非常に悩みました。私は調剤薬局が希望だったのですが、「実家から通いやすい位置にあったから。」「給料が他の薬局よりも良かったから。」「大学病院は激務だし、ドラッグストアは給料が良いけど休日出勤が当たり前にありそうだから調剤薬局を選びました!」・・一言で言えば「条件が良かったから」・・と、いくら本心でも、正直に書く訳にはいきません。そこでネットを駆使して、履歴書の志望動機欄の書き方を調べてみたのです。

理想的な志望動機の書き方ポイント

やはり(当たり前ですが)志望動機欄に、年収・勤務地・労働条件を理由に記載するのはNGです。単に楽してお金を稼ぎたい、という、無責任で享楽的な印象を与え、真剣に薬剤師として働いてはくれないだろう、と、採用者側が判断するのは間違いありません。 志望動機には、その調剤薬局へ感じている条件的なメリット以外の魅力、その職場で自分が薬剤師としてがどんな働き方をしていきたいかを伝えなくてはなりません。

まずはその調剤薬局の特徴を書いて、そこから何が得られるか、自分がどうしたいかを書いてみましょう。大学病院の門前薬局であれば「専門性の高い、高度な医療の最先端の病院の処方を扱うことで知識を深め、自分の調剤スキルを高めたいのです。」、研修制度が整っている薬局では「薬剤師を大切に育ててくれる薬局で学びたい。」、何の特徴もなければ、「地域の住民で賑わっている、患者さんとの距離が近い薬局で、患者さんから頼りにされる薬剤師になりたい。」と、いう感じです。

勤務したい調剤薬局のホームページを見たり、実際に足を運んでみたりしてどのような雰囲気の薬局なのかを把握しましょう!さらに、「〇〇の資格を取りたいと考えている。」「〇〇に積極的に取り組みたいと思っている。」「たくさんの薬剤を扱い、患者さんだけでなく薬剤師にも頼りにされるような薬剤師になりたい。」などの目標をプラスし、上を目指して頑張りたい、という意思表示をしましょう!

薬剤師は基本的に人材不足なので、志望動機欄はあまりにもおかしなことを書かなければ大丈夫、しっかりコミュニケーションを取れるかどうかが大切!という、薬剤師の人事担当者の意見を読んだことがあるので、あまり難しく考えずとも大丈夫だと思います。私も無事に希望条件の調剤薬局に就職することができました!


調剤薬局 (25歳女性)のレビュー

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