薬剤師研修センターを利用すれば薬剤師としてレベルアップが可能

薬剤師研修センターを利用すれば薬剤師としてレベルアップが可能

私は薬学部を卒業後にある調剤薬局で働き始めました。かなり忙しい職場で、覚えるべき薬剤の数も多く、最初は仕事をこなすのに精一杯でしたが、やがては仕事にも慣れてきました。その頃からたくさんいる薬剤師の中でも、何か、1つ上の存在感のある薬剤師になりたい、と考えるようになりました。漢方薬生薬認定薬剤師になるために生薬についての勉強を始めようか、とか、小児薬物療法認定薬剤師の研修会に参加してみようか、とか、日本薬剤師研修センターのホームページを眺めたりしていました。

日本薬剤師研修センターのホームページを眺める日々

そんな中、2016年の4月に調剤報酬改定が行われました。それと同時にかかりつけ薬剤師制度が正式に導入、この制度が始まってすぐに職場の薬局内ででかかりつけ薬剤師制度についての説明会が実施されました。日本中にたくさんいる薬剤師の中で、自分がその患者さんにとってのオンリーワン薬剤師になれる制度で、患者さん1人1人に総合的な健康管理のために自分の知識を活用することができる、非常にやり甲斐を感じることのできる制度だと直感しました。自分にしかできない何かを探している時にジャストタイミングで出会い、すぐにかかりつけ薬剤師になるために動き始めました。

このかかりつけ薬剤師になるためはいくつか必要な要件があります。・薬剤師として3年以上の薬局に勤務した経験を持つこと・同一の薬局で週に32時間以上勤務していること・同一の薬局に6か月以上の期間在籍していること・医療に関わる地域活動の取り組みに参画していること・薬剤師認定制度認証機構が認証する「研修認定制度等の研修認定」を取得していること(認定薬剤師の登録を受ける)(この用件だけは2017年4月1日から)などがあり、全ての要件を満たしていなくてはなりません。

薬剤師研修センターのインターネット研修で勉強中

私は認定薬剤師以外の要件はクリアしていました。できればなるべく短期間で必要な単位(40単位)を取得したいところです。ただ交通の便の悪い地域に住んでいるため、外部への研修はなかなか参加できません。色々と情報を集めた所、日本薬剤師研修センターのホームページには、インターネット研修を受講すると1期で15単位修得できる、とありました。

研修センターに掲載されているサイトには、・インターネット薬剤師生涯教育講座 ファーマストリーム ・e-ラーニング薬剤師生涯研修 NPO法人医療教育研究所・京都薬科大学京薬会卒後教育講座B講座 京都薬科大学京薬会・・・etcなど様々な研修が用意されていました。現在、そのうちの1つで勉強中です。 最近では多くの調剤薬局でかかりつけ薬剤師を育成して患者さんに対してかかりつけ薬剤師業務を行っており、うちの薬局からも2人、かかりつけ薬剤師として活躍している先輩がいますが、患者さんからはとても安心感がある、と、とても好評で、私もすぐに後を追うつもりです!

学会に出席する、なども単位になるのですが、日本薬剤師研修センターのインターネット研修は場所を選ばず、(学会の出席ための交通費や参加費などと比較すると)経済的に研修を受けることができるためオススメですよ。


調剤薬局 (29歳女性)のレビュー

調剤薬局 (29歳女性)

薬物療法専門薬剤師を目指して日々励んでいます。
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薬局薬剤師の仕事について
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