転勤を機に転職!地方薬局で薬剤師ですが年収がアップしました

転勤を機に転職!地方薬局で薬剤師ですが年収がアップしました

きっかけは家族の急な転勤が決まったことでした

病院の調剤薬局で薬剤師として働き7年目になりました。 病院は2つめで、1めの病院でも同じく院内の調剤薬局で薬剤師として働いていましたが、人間関係がうまくいかず転職しました。

薬剤師は入れ替わりも少なく一度勤めると長く勤めやすい職業なので人間関係や職場環境が自分に合っていれば働きやすいです。 前職はすぐにやめてしまったので、今の病院で基礎から応用まで全てを教えてもらい成長させてもらい、職場環境もよく働きやすい職場でした。

働き続けられる限りここで、と考えていた矢先に夫の転勤の話が出てきたのです。 正直ここを辞めて転勤についていくことに不安もあり、せっかく良い職場なのにと心残りが溢れていましたが、夫だけで転勤先に行かせるわけにも行かずついていくことになりました。

転勤場所は今いる場所からはかなりの田舎で再就職を考えていた私は、就職先が見つかるのか心配でした。 最悪薬局がなければドラッグストアでフルタイムでパートでもしよう、と考えてました。 正直な本音は、薬局で働き今と同じ薬剤師としての年収が得られれば嬉しいと思っていましたが、地方ということもあり期待はしていませんでした。 転勤の準備もあり転勤先で求人を見ていると、調剤薬局での薬剤師募集の求人が多く驚きました。 でも、地方だから給料は少ないんじゃないの?と疑いを持ちつつ求人を見ているとかなり好条件のところが多く現在より年収アップが見込める結果に信じられませんでした。

実際に何件か問い合わせをしてみると、地方ということもあり薬剤師が不足しているのでここまでの条件を出して募集をしているとの回答があり、特に女性の薬剤師が欲しいとのことでした。 地方は人も少なく薬局自体も少ないものだと思っていましたが、薬局も以前と比較してかなり増えており、薬局の数と薬剤師の数が釣り合っていない状態でした。 転勤には乗り気ではなかったですが、現在の年収と変わらないのであれば転職もありだと思い前向きに考え出しました。

地方の調剤薬局へ転職、年収アップと生活スタイルに満足

結局夫の転勤についていくことになり、転勤先の地方の薬局へ転職を果たしました。 最初は正直乗り気ではなかったのが本音ですが、年収が変わらないことと正社員での条件だったので現在の転職先に決めました。

実際に働いて見て感じたことは、現在の生活スタイルが非常に合っていてよかったということです。 地方なので人も少なく業務も以前と比べると少なく、閉まる時間も早いので規則正しい生活を送ることができるので家庭との両立ができるので良かったです。

都会の忙しさと比べると地方は時間の流れがゆっくり進み急かされることもなく落ち着いて業務に取り組むことができ、人も少なく業務時間中もゆったりとしているので薬を取りに来た近所の高齢者と話を楽しむ余裕もありすごく楽しいです。

病院では患者さんとゆっくり関わる機会が少なかったため、今は1人1人とじっくり向き合って地域で生活する患者さんへの医療を提供できている実感がやりがいにつながっています。 話をしているとつい盛り上がって時間が経つのも忘れてしまうほど夢中になっている時もあり、患者さんから元気をもらっているのだと思います。

転職をして気になるのがお給料ですが、最初の給料が手元に入るまで疑心暗鬼に感じていた部分もありましたが、病院勤務より多くもらえており、ボーナスもきちんともらえるので私の場合は前年度の年収を余裕で超えてしまうと思いますが、将来のために貯金に回そうと思います。

地方への調剤薬局への転職を考えている人も多いかもしれませんが、薬剤師が不足している状態なので求人は探せば出て来ます。 しかし、地方ということで家から職場まで距離があったり、不便な部分もあるので考えた上で転職されることをお勧めします。

転勤に対して前向きになれませんでしたが、今は転勤のおかげで自分にあった職場で働くことができたので転職して良かったです。


調剤薬局勤務 (31歳女性)のレビュー

調剤薬局勤務 (31歳女性)

数ある薬剤師の職種の中で私は治験コーディネーターに転職しました
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