小児科勤務の看護師からクリニックへ転職した私の貯金額の変化(1年で40万!)

小児科勤務の看護師からクリニックへ転職した私の貯金額の変化(1年で40万!)

大学病院時代の私の貯金額

私は少し前まで大学病院の小児科に看護師として勤務していました。 子供好きだったので選んだのですが、この理由だけで小児科勤務を選んだのは非常に考えが甘かったと反省しています。

大きな病院の小児科は、金銭的にも人材面でも厳しい状況にあることが多く、1人当りの看護師さんの仕事量が非常に多いのです。 どんなに辛くても、子供達に不安を与えてはいけないので、常に笑顔です。

入院している子供の保護者から相談を受けることケースも多く、中には家庭の内部事情に繋がるようなかなり深刻な悩みだったりもして、こちらまで落ち込んでしまったり。

闘病生活を送っている子供達の容態が急変したりすることも多く、極限まで緊迫した中で処置が行われ、そのたびに非常に強いストレスを感じながら、適切な対応をこなさなくてはなりません。

そんな環境の中、私の貯金額が増えることはありませんでした。 ストレスのあまり、夜勤明けにコンビニにフラリと入ってしまい、お菓子やコンビニスイーツを大量買いしてしまうのです。 本当はそんなに欲しくないのに、やめられませんでした。

非番の日は頑張っている自分へのご褒美にエステに行って全身アロママッサージを受けたり、温泉に行って疲れを癒したりと・・看護師の給与は決して安くはないのですが、「ご褒美代」がかさんで全く貯蓄に回すことができませんでした。

看護師の平均貯蓄額は、勤続年数×50万円が目安だと聞いて、今後のためにもこのままではダメだ!と思い辞職を決意しました。

近所のこどもクリニックへ転職!

きっかけは、姪っ子に付き添って近所のこどもクリニックに行ったことです。 とてもアットホームで、医師や働いている看護師もイキイキとしていて、人間関係も良さそうでした! 毎日仕事に行くのが辛くてたまらない私とは随分と違っているように見えました。

自分の仕事のストレスのはけ口に給料を注ぎ込んでいる自分の生活に心底嫌気が差していた時期で、限界も感じていたので、その年の年末に退職、たまたま看護師を募集していたそのこどもクリニックへ転職しました。

こどもクリニックでの仕事内容は、予防注射や健診、医師の診察のお手伝いなどです。 子供達と常に接することができますし、こどもクリニックには大学病院に来院するような重篤な病気を抱えた子はほとんど来ませんので、精神的にもとても楽です。

ただ、夏場は比較的に空いていますが、秋から冬はかなり混みます! 診療時間を超えて診察することもしょっちゅうです! ノロやロタなどの胃腸炎が流行りますので、点滴の出番も増え、ぽっちゃりした子や、血管の細い子に点滴をする時は非常に緊張します。

また、こちらの理解を超えるモンスターペアレントも少数いらっしゃい、気を遣います。 (ただ、クリニックの方針に満足・納得できなければそのうちに来なくなったりもします)

あれほど貯蓄が進まなかった私の口座も、ストレスが激減したおかげで少しずつ貯金が増えていきました! 1年で50万とまではいきませんでしたが、40万円以上は貯金できました! 最初から、自分の適性をよく考え、就職の際は事前に職場の見学をするなどの準備を怠らなければ良かった、と反省しています。


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