看護師免許の書き換えについて

看護師免許の書き換えについて

私は大学を卒業後に市民病院に就職しました。忙しいながらもとても人間関係が良く、先輩・後輩の仲も良好、仕事帰りには飲みに行ったり、合コンに呼んでもらったりと楽しい日々でした。

結婚の際、看護師免許の書き換え申請を失念!

働き始めて2-3年経った頃に、先輩に呼んでもらった合コンである男性と知り合って(周囲の人の後押しもあり)お付き合いすることになったのです。その男性とのお付き合いは順調に続き、その2年後には晴れて結婚することに!

結婚式の準備や新婚旅行の手配に仕事も加わってバタバタしている中、先輩の1人に「看護師免許の書き換えはした?」と聞かれたのです。「苗字が変わる場合はちゃんと申請しなきゃ。」と。恥ずかしながら、免許の書き換えのことはすっかり失念していたので動揺していたら、先輩は笑って「私は結婚した時と離婚した時、2回も書き換えてるの。手順もバッチリ覚えてるから教えてあげる!」と、ブラックユーモア交じりに請け負ってくれました。

ベテラン看護師の先輩のおかげで申請にすべり込みセーフ!

書き換えの申請は、結婚や離婚で苗字が変わった時だけでなく、他県に引っ越しをする場合も必要です。(都道府県内での本籍の変更は書き換えなくてもOKです!)申請期間は名前や本籍地変更後30日以内ですが、看護師免許の書き換えには3カ月かかるため、 結婚後・引っ越し後も働き続ける場合、苗字が変わる3カ月前には必要な申請書類を準備しておかなくてはなりません。(書き換えの申請より先に苗字が変わってしまった場合、変更前の看護師免許は無効となり無資格状態に陥るため注意です。)

看護師免許の書き換えに必要な書類は、書き換え申請書(1枚につき収入印紙1000円。保健所では購入できませんので、あらかじめ郵便局などで用意しておきましょう!)・戸籍抄本or戸籍謄本・現在の看護師免許証・印鑑・(もし氏名変更後30日以上経過している場合は遅延理由書も必要です)を提出します。

書き換え申請書や遅延理由書は保健所にあります。保健所の職員さんもらいましょう!申請場所も、働いている方は職場を管轄する保健所、個人の場合は住所の管轄内にある保健所です。戸籍抄本や戸籍謄本は市役所に発行してもらいますが、6カ月以内に発行してもらったものでなくてはなりません。看護師免許証はコピーしたものではなく、免許書そのものを提出しましょう。印鑑はシャチハタでは受け付けてもらえません。改姓後の印鑑を用意しましょう!

ちなみに、万が一看護師免許を破損や紛失させてしまった場合、看護師免許の再交付申請が必要で、必要書類は、住民票・(破損してしまった場合は破損した)免許証・再交付に関する調査意見書で、手数料は3100円が必要なのだそうです。(紛失して再交付申請を行った後に看護師免許を発見した場合は、5日以内に以前の看護師免許を保健所に返納しなくてはなりません)この手続き方法は、保健士さんや助産師さんなどもほぼ同じです。

結婚すると女性ばっかり色々手続きが多いし、看護師の激務の中申請するのは大変ですが、結婚後も働き続けるためには(私のように忘れたりせず)結婚3カ月前には看護師免許の書き換えをするようにしましょう!


病院勤務 (28歳女性)のレビュー

病院勤務 (28歳女性)

大卒・専門学校卒・短大卒の看護師
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奨学金をもらい准看護師に!
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