せっかく認定看護師を取得したのに給料が上がらないってホント!?
看護師の仕事をしていく上で自分の興味がある専門分野のエキスパートとして認定される認定看護師という資格がありますが、看護師のキャリアップとも言われていますよね。
資格を取ることによってキャリアップとして認められお給料もアップしたら嬉しいですが、実際はそうでもないようです。思ったよりお給料が上がらないという人も。
認定看護師を取得して給料アップを目指しているという人もいると思いますので、今回は認定看護師を取得した後のお給料について紹介していきますのでぜひ、参考にしてみてください。
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認定看護師とは、特定の看護の分野において熟練した看護技術と知識を持っていると認められた看護師のことを指します。現在認定看護分野は21分野とされており、1995年から該当分野の特定が行われ、一番最初の認定は1997年に行われました。認定看護師になると高水準な看護ケアを実践することができたり、看護スタッフへの指導や相談などの看護業務以外での業務にも携わる機会が多くなります。現在、認定看護師の数は増え続けており、多くの認定看護師が誕生していますが、資格を取得しても給料には変化がないという人も大半なのです。給料アップを目指して取得する資格ではないため、給料には反映されにくいという事情があります。
給料アップを狙って認定看護師になったけど給料は変わらない?
認定看護師を取得した人やこれから取得しようと考えている人もいると思いますが、資格の取得理由は人それぞれだと思います。中には資格取得で給料アップを狙っている人もいるかもしrません。認定看護師になった後の給料はどうなのでしょうか。
認定看護師の資格を取得後のお給料は、ほとんど変わらないという人が多いのです。中には昇級や手当がもらえるという病院や施設もあるようですが、取得前と変わらず手当や昇級もないという人も多いのです。資格手当も3000円〜20000円と差があり、平均額は9000円ほどになっています。
せっかく時間もお金も労力もかけて認定看護師の資格を取ったのに昇級も給与も上がらないなんて意外、資格を取っても報われないのでは?などと思った人もいるかもしれません。
認定看護師の資格取得後の給料アップが期待できない背景には、基本給と上昇率の問題があるのです。看護師の基本給はそれほど高くはなく、給料の半分ほどは夜勤手当や各種手当という人がほとんどです。そのため基本給の割合が低いため手当もそれほど高くならないのです。
また、看護師は初任給などのスタートの年収は高いですが、勤続年数を重ねても年収の上昇率は高くないため大幅にアップするということはほとんどないのです。
認定看護師のお給料に対しての考え方は、取得した資格ではなく役職に対して給料が上がり、役職手当などがつくようになります。そして、取得したから給料がすぐに反映されるというものではなく、資格を取得した後の看護実践や働き方、能力などを期待されているのです。そのため、取得してからの頑張りや成果が評価につながるといっても良いでしょう。
資格を取得してからが本番!認定看護師の仕事内容とは?
資格を取得してからの成果や頑張りが期待される認定看護師ですが、その仕事内容はどのようなものでしょうか?
認定看護師の仕事内容は、専門的な知識を看護ケアに生かしながら患者さんのサポートを行うことですが、看護を行う内容などは専門分野に関係なく基本的な看護業務になります。認定看護師が行う業務として、チームでの病棟ラウンドを行い患者さんに合わせた治療方針や看護計画のカンファレンスをおこなったり、看護技術や業務に関しての相談窓口を行ったり、他部門との連携をはかりカンファレンスの調整、院内勉強会を開催、看護技術の指導などを行います。
その分野の臨床看護のスペシャリストなので、部署や病院全体がより良い看護を提供することができるよう院内勉強会の開催や技術の指導を行うことも看護の質の向上となるのです。認定看護師は高度な知識と技術を身につけているため、正しい知識や技術を広めることも大切な仕事なのです。
また、専門的な知識を身につけているので患者さんやその家族へのアドバイスや相談にも乗り精神的なサポートを行うことも看護の大切な役割です。
認定看護師になるためには資格が必要!資格の取り方とは?
認定看護師は誰でもなれるものではなく、認定看護師になるための認定資格が必要になるのです。認定看護師になるための資格の取り方とはどのようなものでしょうか。
認定看護師になるための認定資格の取り方は、研修を受けて試験を受けるという流れになります。認定看護師になるためには、看護師免許を有していることが最低条件となるので、准看護師では取得することができません。准看護師から認定資格の取得を目指す場合には、まずは看護師国家資格を取得して正看護師になることが必要になります。
認定看護師になって活躍するまでには最短7年の月日が必要になるため、看護学校を卒業してすぐに資格を取れるというものではないのです。
資格取得の条件としては、日本国の看護師免許を取得していること、看護師しての経験が5年以上ありそのうち3年以上は認定看護分野での経験があることというものです。経験が5年以上の看護師しか受験資格がないので、経験が浅い看護師は受けることができません。
そして、認定看護師教育機関での研修を6ヶ月受けて、認定審査の試験を受験します。試験に合格したら認定看護師認定証がもらえ、認定看護師として働くことができるのです。この認定看護師の免許は5年ごとに看護実践と自己研鑽の実績を審査により更新が必要になります。
認定看護師の資格を取得したらしっぱなしというわけではなく、5年ごとに更新しなければならないのです。
認定看護師として資格が取得できる専門分野は21分野ある
認定看護師として資格が取得できる専門分野は限られていますが、どのような分野があるのでしょうか。
認定看護師として資格が取得できる専門分野は現在21分野とされています。その分野とは、救急看護、皮膚・排泄ケア、集中ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、訪問看護、感染管理、糖尿病看護、不妊症看護、新生児集中ケア、透析看護、手術看護、乳がん看護、摂食・嚥下障害看護、小児救急看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、がん放射線療法看護、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全看護です。
現在は21分野ですが、日々進歩する医療へ適応するために今後も必要な分野への認定などが増えていくことが考えられます。1995年に認定看護師制度が発足し、1997年に認定が開始され、一番新しい認定分野は慢性心不全看護の分野で、2012年に認定が開始されています。
認定看護師になる前に、どの分野で認定看護師になるかを選ぶことも重要なのです。
認定看護師として働きたいと考えているなら求人サイトを利用しよう
すでに認定看護師を持っている人や将来的に認定看護師を取得したいと考えている人も多いと思いますが、認定看護師の資格手当や資格支援制度は病院によって変わってくるので情報を得ておくことが大切です。
病院が出している求人内容では、認定資格に関してまでの詳しい情報が載っていないことも多いので転職サイトをうまく利用することで情報収集を行うことができます。