認定看護師になるために休職中

認定看護師になるために休職中

職場の病院の支援もあり認定看護師を目指すことに

私は地元の割と大きめな病院に勤めて8年目になります。職場の先輩に認知症看護認定看護師として活躍する先輩ナースが働いています!認知症の各時期に対応したケア環境の調整や症状の緩和や予防などに関して深い知識を持ち、その分野については医師とも対等に議論が出来たり、医師から相談を持ちかけられたり、とても頼もしく、看護師を超えた看護師、という感じです。その働きぶりを見て「私も認定看護師となり、スキルアップしたい!」と、思うようになったのです。

認定看護師の資格取得のためには、実務経験5年以上などの受験資格を満たした上で、総時間615時間以上(6カ月以上はかかります)の専門教育を受けなくてはなりません。受験料、合格したら入学金+授業料+実習料+認定審査料が100万円、その他、人によりますが(教育機関が近所にない場合)引っ越し代、実習中の宿泊費、交通費、教科書+参考書代、ノートパソコン(パソコンは必須だそうです)・プリンターなども合計すると100円かかります。

この制度が始まったばかりの頃は、認定看護師になりたい方は退職したり休職したりして半年間勉強、費用は全額自分で捻出・・ということが多かったらしいのですが、最近は病院側も支援体制が整ってきており、直属の看護師長に「認定看護師になりたい」と相談した所、半年間は休職扱いで給与は(基本給のみですが)支給、入学金や授業料を助成、受験費用や交通費として最大8万円まで支援してくれることになったのです。休職中は無収入になることも覚悟していたので、本当にありがたかったです!(ただ病院での援助下で資格を取得すると、その後必ず結果を求められてキツイ、という意見もありましたが。)

病院によってバックアップ環境は様々

いよいよ認定看護師になるための研修が始まり、周囲の看護師さん達と切磋琢磨して勉強に励んでいる日々です。周囲の方に話を聞くと、私はかなり恵まれていることに気が付きました。休職することもできずに勤務しながら研修を受けている人もいましたし、給与が支給されないため、生活費を稼ぐために非常勤で夜勤に入っている方もいて、本当に大変そうです。 中には、自分が取得したい認定看護師の分野と病院が必要としている分野が食い違っており、退職を求められてしまった方もいました。

勤務している病院が必要している分野であればかなり好条件なことも多いそうですが、そうでない場合なかなか厳しい待遇ようです。病院も経営を考えなくてはならないため、コストの取れる認定看護師を必要とするのだとか。半年間の休職期間がすごく忙しい時期だと苦い顔をされるかもしれないのでタイミングも大切ですし、円満に認定看護師になるにも色々と注意が必要なようです。

もし、自分が認定看護師になりたいと思った時に、そのためのバックアップが整っていない環境にあるな、と感じた場合は転職サイトに登録するのも1つの方法だと思います。求人情報の中で、認定看護師の資格支援制度がある病院や、自分の取得したい資格の分野に力を入れている病院の求人を紹介してもらいましょう!こういう下準備、大切だと思います。


病院勤務 (33歳女性)のレビュー

病院勤務 (33歳女性)

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認定看護師の役割は実践・指導・相談!
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