看護師の勤務の内容とお給料の割り当てが低いと思います

看護師のお給料が高いと思っている人が多いと思います。実際はそうではありません。日勤やパートだけで働いていると普通の事務員より少し高いかなと思うくらい変わらないくらいのお給料です。准看護師であれば正看護師より低く立場も下なためにお給料も低く設定されている場合も多いです。

看護師の仕事は、患者さんの負担になる仕事が多い

看護師の仕事としては外来の人の診療の手伝いや入院中の人の手伝いがあります。血圧を計ったりやレントゲンなどの簡単なお仕事から採血や点滴などの患者さんへの負担がある仕事まで様々です。一番患者さんに負担になるのが血管が細かったり埋もれている人への採血と点滴です。あまりにも血管が見つからない場合はベテラン看護師や医師に任せることがありますがなかなか忙しいと頼むことが出来ない時が多いです。

その中でもできる限り一回で血管がとれるように努力します。毎日や毎週血管に針を刺す人は特に血管が硬くなり針を刺すことが困難です。針を刺せたとしても漏れる可能性があります。中で液が漏れてしまうと痛みもありますしその腕の血管が使えなくなってしまいます。抗がん剤治療を行う人はできるだけ末端から針を刺すので一発勝負が多いです。毎週点滴をする人も多いのでできる限り負担を少なくする必要があります。

子どもの場合は暴れる子がほとんどです。針も小児用で細いので折れてしまうと危ないので数人で抑えつけて採血する時もあります。時には親御さんにも抑えてもらうこともあります。赤ちゃんだと手の甲から採血するのでなかなか血液がとれません。

何回かチャレンジして手の甲に内出血が数個できたときは親御さんに申し訳なく思います。新人のときはできるだけやらないようにしたいと思うのですが病院は忙しいので自分でやらないといけなくなります。しかしそういった経験を積んでやっと一人前になれます。

少し歳のとった方が看護学校に入って看護師になる場合もあります。その人が病院に勤め出した時に患者さんから見たらベテランに見えるので若い看護師よりそちらの方を指名する人がいます。新人看護師にとってはヒヤヒヤものです。患者さんからの立場としては歳を召した人の方がベテランと思いがちですが実際のところ若い人の方が注射が上手な時もあります。

歳だけで上手い下手は区別できないのです。新人も多くいるので慣れてない人にはその時は温かく経験を積ませてあげて欲しいです。看護師の仕事の中でも苦手な仕事はあります。それは下のお世話です。排尿障害でバルーンをつけている人は大勢います。

バルーン交換の時は窓を冬でも開けっ放しで処置しなければやっていけないくらいの臭いです。手袋をした手で性器を触らないといけないので女性看護師は最初は躊躇します。慣れるまでには結構時間がかかる人もいました。摘便などもしないといけない人もいるので看護師の仕事は並大抵の精神ではできません。ベッドから車椅子に移動もあるので腰を痛める人もたくさんいます。