働くのは日勤のみ!看護師としての収入は減ったけど満足しています
夜勤混じりの不規則な生活がストレスの原因でした
看護師としてのキャリアは3年で、看護学校を卒業後は病棟で勤務をしてきました。 病棟全体としては一般病棟の混合病棟で忙しい日もあれば落ち着いている日もあり、忙しさの差が激しい職場でした。 落ち着いてる時は余裕があり残業もなく帰宅でき、業務内容には不満もなく日々の業務をこなしていましたが、私には病棟で働く看護師ならではの悩みがありました。
悩みというのは夜勤が混じる生活スタイルに慣れないことでした。 病棟で働き始めて3年ほどになり夜勤業務もこなして勤務していますが、生活リズムの乱れに身体がストレスを感じていることの気づき夜勤が辛いと思うようになってきました。 夜勤の前日は寝溜めをすることができず、いつもの時間に起床してしまい夜勤中がすごくしんどいです。 夜勤業務中に2〜3時間ほど仮眠をとる時間がありますが、普段と違う時間に眠れるはずもなく結局1睡もできず朝を迎えることが毎回でした。
また、夜勤明けは疲れているものの帰宅後の昼前から寝ることができず疲れを引きずったまま過ごすことが多いので、次の勤務日に影響してしまいます。 疲れているので気がつくと眠っているのですが、8時間以上寝てしまいその日はずっと偏頭痛に悩まされることも多いです。 もともと夜更かしができる体質ではなく、学生時代から規則正しい生活を送ってきたので急な環境の変化についていけないからだと考えていましたが、ひどくなるばかりで悩んでいます。
しかし病棟では夜勤業務をこなさなければならないため、我慢をしてきましたが最近では身体の不調が現れストレスが原因だと言われてしまいました。 このまま病棟で夜勤業務についていると体調を崩して働けなくなると思い、夜勤がない常勤のみの職場への転職を考えるようになりました。 自分が倒れてしまっては患者さんのケアも満足に行うことができなくなってしまいます。
常勤での規則正しい生活を手にいれてストレスから解放されました
常勤のみで勤務するために転職を考えていましたが、最初は常勤のみで働ける場所があるのかという不安がありました。 看護師といえば病院で働くことが当たり前で、夜勤のないクリニックなどは募集があまりないのではないかと思っていたからです。 しかし、常勤のみの勤務先は考えていた以上にたくさんあり転職に前向きになれました。
今では転職を果たし病棟で常勤のみの勤務をしています。 常勤のみの勤務となると夜勤手当がもらえなくなるので当然、以前の年収より減ってしまいましたが規則正しい生活を手に入れることができ、体調も良くなったので結果としては満足しています。
看護師は年収が高いと言われていますが、お給料の1/3ほどは夜勤手当のことが多く常勤のみとなってしまうと基本給がメインになるので年収で100万円ほど差が出ることもあります。 よく稼ぎたいから夜勤をたくさん入れて欲しいと希望する人や、夜勤のみのパートやバイトをしている人も多いですが、夜勤手当は金額も高く稼げるからです。
看護師の中には日勤のみより夜勤が入っている方が働きやすいという人もいます。 今の私の勤務は常勤のみであり、療養型の慢性期病棟なので落ち着いており日勤でも余裕を持って業務に取り組むことができます。
常勤のみの職場に転職したことでメリットだけでなく、デメリットも感じることがあります。 私の場合は病棟での常勤募集があったので病棟で働いていますが、常勤のみの募集にはクリニックや施設など病院以外の場所も多く、病院以外で勤務するとキャリアアップが難しいと感じることです。 キャリアアップも考えていますが、私の場合は自分の健康を第一に考えて自分に合った働き方を求めた結果がこのような形で働くことでした。
あまり経験のない新人からこのような選択をする場合は不利になることもあるので注意が必要だと感じました。 また、日勤のみなので休日が少なく感じることがあります。 夜勤が入っているシフトであれば夜勤明けは昼前から解放され休み気分ですよね。 日勤だとそれがないので少し少なくなった感覚になってしまいます。
病棟は夜勤が必ずありますが、私は看護師を続けていくために常勤のみという条件で転職を果たしました。 給料は以前と比較して減ってしましましたが、自分の健康と理想の生活を手に入れることができたのでよかったです。
病院勤務 (25歳女性)