履歴書の転職志望動機は看護師のサービス残業が原因と書く
初めて看護師として採用された泌尿器科での面白エピソード
初めて看護師として採用されたのは総合病院の泌尿器科外来でした。泌尿器科は希望していた訳では無く、配属されたから働いていたのです。看護師を目指した志望動機は子供の頃からの憧れもありましたが、母親が二度これまでに入院した事があって看護師と言う仕事に興味を持つ様になったのも有ります。病院関係は常時人で不足で就職や転職にも困る事が無い,と言うのも大きな理由の一つでした。
初めての就職活動で看護師としての履歴書の書き方で気を付けたのは、志望動機をしっかりと示す事です。写真は清潔感のある看護師として相応しい印象の写真を添付する事を心がけました。特技の所には看護師関係ではあまり関係の無い英語資格等も書きました。そして空白を出来るだけ作らない努力をしました。空白が多いとやる気の無さや投げやりな感じが伝わってしまうかも知れないからです。
泌尿器科ではユニークな思い出があります。笑ってはいけないのですが80歳の患者さんが前立腺癌で手術をされその後再発、放射線治療で膀胱や尿管にダメージを追ってしまったのです。出血で尿路が詰まったり尿意の感覚が無かったりの症状があり、入退院を繰り返しながら後遺症に苦しんでおられました。ある日、尿漏れがあるものの尿がすっきり出なくお腹が張って救急で時間外の外来に来られました。
診察が始まり私はビックリしました。何と空のペットボトルを工夫してはめて来られたのです。普段からボロ布を巻いて漏れをカバーしていたので、パッドを使う様にアドバイスしていたのですがいつも自分で用意したボロ布を使っていました。ご家族に聞くと戦時中の節約精神が今でも残っていて、物の使い捨てが出来ない様です。布も自分で手洗いで洗濯をしていたそうです。それにしてもペットボトルを見た時には笑いを堪えるのが大変でした。
泌尿器科では約5年間働き、結婚出産を機に退職しました。夫の両親と同居でしたから働きに出るのはもう無理かなと思っていましたが、子供も中学に上がる頃には両親も再就職に賛成をしてくれる様になっていました。私は長期ブランクに不安は有りましたが、再就職には何処がいいかと考え情報収集を始めていました。
スキルを活かして医療関係でクリニックに再就職
二人の子供が中学に上がった年に、再び昔の経験を生かして医療機関で働く事にしました。久しぶりに看護師として働く為に履歴書を書く事になりました。もう書き方も忘れてしまっていたのでインターネットで情報を探し、役に立ちそうなサイトを見つける度にお気に入りに追加していつでも見れる様にしていました。
医療関係で働きたいとは考えていましたが、実際どういった職場いいのか迷っていました。夫の両親も一緒に暮らしているので常勤は無理だと思っていたので、結局は地元のクリニックにパートで勤務したいと思う様になりました。履歴書に書く志望動機は昔病院で働いていた時のスキルを活かしたい事や、クリニックでは看護師人数も少ないので即戦力のある経験を持った看護師が必要だろうから私の場合即戦力になる事等を積極的にアピールしました。
転職サイトには役立つ履歴書の書き方の詳細がアップされていて、とても参考になりました。悪い書き方の例も紹介されていて、修正箇所の添削までしてあり久しぶりに履歴書を書く私には大いに参考になりました。そしてクリニックの担当者から面接に来るようにと連絡がありました。久しぶりの面接は緊張しましたが、再び自分の経験を生かして働けると言う事に大きな喜びも同時に感じていました。
クリニックでの数時間パート勤務は、子供を持ち義理の両親と同居している立場の私にしてはとても好都合の勤務先でした。同僚もみな優しく感じのいい方ばかりで再就職してから2年経ちますが気持ちよくお仕事をさせて頂いてます。地元のクリニックなので義両親も時々やって来ます。看護師の経験を再び生かして働く事が出来て本当に幸せです。
先ほどの記事ではネットで調べて履歴書を書いたとのことですが、具体的にどういった内容なのでしょうか。 この方の場合は、元々病棟勤務をしていて子育てが一段落したあとの再就職ですよね。 そうですね。転職や再就職の理由は様々あると思いますが、この方の場合は泌尿器科で病棟経験をした後、子育てが一段落しての再就職となっているけれど ご両親が一緒に住んでいることと、子供はまだ中学で子供の面倒や家事もしなければならなかったのでクリニックでの再就職となりました。 ブランクがそれだけある中でどうやって履歴書に書いたらいいんでしょうか? ブランクがある=マイナスなイメージが浮かびます。それをプラスに書くのは難しい気がして。。 そのように考える方がほとんどです。履歴書でマイナスであることをプラスに書くには何か抵抗があるというか書きにくいですよね。 志望動機は様々ありますが今回はマイナスであることをプラスに書くにはどういったことに注意して書くといいかまずご説明しますね。 はい!お願いします。 まず嘘は書かずに事実を書きます。ブランクがあると不利になるようなイメージですが嘘をついて経験があるように見せても後々就職したときに信用も失いますし 何人も採用してきている人にとっては嘘はすぐに見抜かれてしまいます。 では、具体的にどういった風に書けばいいでしょうか? この場合はもともと泌尿器科で働いていて一旦休職後、ブランクがあっての再就職なのでそのままそのことを伝えます。 再就職先も泌尿器科のクリニックなので、今までの経験が活かせることがアピールポイントですよね。 でも何年も前だとそれだけで不利にはならないですか? それだけでは不利にはならないですよ。 知識は劣るかもしれませんが、今までの経験を活かして積極的に今後も勉強していきたいことをアピールすれば大丈夫です。 自分は積極性があることを伝えられるようにしましょう。 「今までの経験を活かして積極的に今後も勉強していきたいことをアピール」ですね。 あくまで「勉強させていただきたい」ではなく、自らが勉強する姿勢を主張できるようにした方がいいですね。 たとえば具体的にどういった文になりますか。 例1育児に専念していたためしばらく医療現場から離れていましたが、子育てが一段落した時からまた看護師として医療現場で働きたいと考えていました。 貴院では復帰される看護師さんの実績も多いとお聞きし、志望させていただきました。ブランクがあるため知識で劣る部分もあるとは思いますが前向きに努力する姿勢を忘れず頑張りたいと思います。 例2
両親と同居しており、子育ても協力してもらえるようになったため再度看護師として現場で働きたいと考えております。しばらくブランクがありますが研修や勉強会などサポート体制の充実している貴院で看護師としてスキルアップしていきたいと思い志望させていただきました。 というような感じでしょうか。 なるほど!ブランクがあるという事実をお伝えしても前向きに勉強して努力していきたいことを前面に出せばいいのですね。 そうですね。 ただ、ネット等で調べて記載するのはいいですがあくまでもそれを参考にして自分の言葉で書いてくださいね。 ありきたりな文は個別性に欠けますしどこかで抜粋したのも見抜かれてしまいます。 はい、よくわかりました。参考にさせて頂きます。 ここで紹介したのはこの記事に書かれてある体験談からの具体例なので 他の理由などで転職を考えている方は一度、転職サイトに登録してみるといいですよ。 転職先を紹介してくれるのはもちろんのこと、こういった履歴書の書き方や面接での対応まで細かく教えてくれるのでとても頼りになりますよ。
病院勤務 (45歳女性)